最初に。合字(リガチャー, Ligature)とは、fとiなどが続いたときに、それをくっつけて1文字にしてしまうこと。欧文の組版では普通に使われますな。
けど、fとiがくっついたときには、Unicode上で異なる文字が割り当てられてしまうので、誰かにデータを渡すときなどには要注意。できれば、オフにしたいのだけど…。
一太郎(2015)には、オプションで「ヒラギノUD」フォントが使えるのだが、こいつがどうもリガチャーをサポートしているらしく、たとえば「Office」などと入れると最後のfとiがくっついてしまう。こいつをコピペしたり、PDFにすると、fとiがくっついたまま出て行ってしまって、具合の悪いことになる。
他には、Windows標準の「メイリオ」フォントもリガチャーをサポートしているようだ。
勝手にリガチャーにならないで欲しいのだけど、勝手になってしまうようだ。いろいろ調べてみたが、そんなオプションはない。しかも、なるときのルールがよくわからん。
こんな風に、入れてみた(クリックで拡大)。この段階では、リガチャーになっていない。
そこで、こんな風に、心にもないことを続けてみる。
すると、その場でリガチャーが有効になるではないか!これ、削除するとまたリガチャーがない状態に戻るんだよ。う〜ん、よくわからん。心にもないことを書いたからか?
ちなみに、行内が欧文だけだとリガチャーにならない。カナや漢字が入ると、即座にリガチャーになる。これは随時変化する。リガチャーってこんなルールなのかな?
誰か詳しい人、教えて下さい!