Windows Server 2003の拡張サポートが、この7月で終了するらしい。これに伴い、Windows Server 2003を使用したレンタルサーバサービスが、6月いっぱいのサービスの終了を通告してきた。なので、新しいサービスに契約しなおして、そこにコンテンツを移行するという至極面倒な作業が必要になってしまった。
コンテンツの移行はさておき、まずは新しいサービスを契約しておかなければならない。もちろん、サポートが長く受けられるように、最新のWindows Server 2012を使用したサービスだ。選ぶのは面倒だなぁ…とはいえ、Windows Serverでレンタルサーバサービスを提供してくれている業者は限られる。結果的に、現在の業者で乗り換えるのが最も安全、確実だという結論になった。
業者の変更も視野に入れ、こんなところで改めて比較してみた。
その前に、レンタルサーバ(共用サーバ)とVPSの違いを簡単に。最近は、VPS(Virtual Private Server)が流行りだが、VPSはサーバ機能全部を仮想的に提供してくれる。融通は利くが、アプリケーションのインストールやセットアップを自分で行ったりする必要がある。料金も少し高い。共有サーバは、たとえばホームページスペースだけを提供されるだけで、その他の部分は基本的に触れない。だが料金はおしなべて安い。
ブログ主の場合、ホームページスペースだけが必要なので、このまま共有サーバで行くことにした。
で、上の比較サイトに戻ると、Windowsの共有サーバを提供している業者は、ExpressWeb、ウィンサーバー、WILL@NETといったところがメジャーらしい(あとは本家MicrosoftのAzuleとか)。実は、現在利用しているのは、ウィンサーバーである。料金や機能などについては、興味があれば上記比較サイトで見て欲しいが、というわけで、結局ウィンサーバーの別プランを契約することにした。別プランで環境構築の目処がたったら、現プランを解約すればよい。
値段や容量に惹かれて業者の切り替えも検討したが、DBへの外部接続ができない、通信料に上限があるなど、いざ使い始めてからつまづくことも多そうだ。なので、業者は変えずに、プランのみをスイッチすることにしたのである。やはり、意外なほどスイッチングコストは高い、と言わざるを得ないようだ。