朝晩の通勤電車に乗っていて知りました。10月1日から、優先席付近での携帯電話の利用条件を緩和するそうですね。でもようやくか、という感じです。8月に総務省の「携帯電話の電波はペースメーカーに影響なし」という見解を受けてとのこととか。
事実上、有名無実化していて、周囲は皆使っているのに、やっぱり自分だけは使えないという気持ち悪さからようやく解放されるわけです。
ちなみに、関東地方や東北地方の話で、西日本ではとっくに緩和されているとか。
でも条件があって、「混雑時は除く」ということ。でも、混雑時って、基準があまりはっきりしません。ここは具体的に数値を出して欲しいもの。
要は、ペースメーカーから15cmは距離を置きたい、ということらしいです。ということは、普通に並んで立っているレベルではOK、密着して電話機と心臓付近が近づくような混みぶりではNGということですね。これなら判断つきそうです。
そもそも、携帯電話の電波の影響でペースメーカーが誤作動し、死亡事故等になった事例はゼロだとか。でも、完全に安全とは言えないので、今までだらだらやってきたというのが実情のようですね。
でも、今ではペースメーカー自体の性能が向上、携帯電話の使用する周波数帯もGHz帯が中心となり、ほとんど影響を与えるレベルではなくなったとか。誤作動するとすれば、ペースメーカーの感度を最大に、携帯電話の電波出力を最大にして3cmまで接近させるということですから、もはや実際には起き得ないという話なのでしょう。
これで、優先席付近での携帯電話の利用でモヤモヤするということもなくなりますし、優先席に座った妊婦さんがスマホを操作するのを見てモヤモヤすることもなくなり、精神衛生上極めて良好になることが想像できます。
かなり前、こんな投稿をしましたが、現実に合わないルールはどんどん変えていって欲しいですね。