サイトアイコン たまプラ通信

Mac版Office 2016をキレイにアンインストールする

Office 365 Soloで、Windows/MacでOfficeを使っています。ライセンスが2台分あって便利なのですが、Macの方はほとんど使わずライセンスがもったいないので、アンインストールしてしまおうかと思います。Windowsなら、コントロールパネルから「プログラムと機能」で削除すればいいんですが、Macだとどうすればいいんでしょう?

この説明が、MicrosoftのOffice.comにありました。ただ、ちょっと実際と違うところもあったので、自分の環境に合わせて新たに記録してみることにしました。

Office 2016 for Mac をアンインストールする – Office サポート

ちなみに環境は、MacBook Pro 2013 Earlyと、macOS Sierraの組み合わせ、OfficeはOffice 365 Soloで入れているOffice 2016です。

この手順及び画面では、下記のアプリケーションがすべて削除されます。

OneNoteはMac App Storeでも無料でインストールできるものですし、これだけは利用していましたので、残しておくことにします。

また、OneDrive(旧SkyDrive)も使っているので、これらのMicrosoft製品に影響が出ないように、削除は安全に最小限にしています。

(1)Officeアプリケーションを終了しておく

いずれかのOfficeアプリケーションが起動していたら、すべて終了しておきます。

(2)アプリケーション本体を削除する

次の手順で、アプリケーション本体を削除します。Macでのアンインストールは、基本は「アプリケーション」フォルダからの削除です。

  1. 「Finder」を起動し、「アプリケーション」フォルダをクリックして選択します。
  2. 削除するアプリケーションを選択します。ここではOneNoteを除く4つを選択しています。OneNoteも削除してしまってよい場合にはこれも選択してください。
  3. 選択したアプリケーションの上で、右クリックあるいは[Ctrl]+クリックでメニューを開き、[ごみ箱に入れる]を選べば、アプリケーションの削除は終了です。

これでアプリケーションは削除できましたが、きれいさっぱり設定も削除してしまいたい!という場合には、次の(3)に進みます。ただし、設定を残しておけば、気が変わって「やっぱり使う」という場合に役立ちますので、よほどディスク容量が逼迫していない限りは残しておいてもよいと思います。この場合には、(4)へ進みます。

(3)アプリケーションの設定を削除する

次の手順で、アプリケーションの設定を削除します。Macでは、アプリケーションの設定は「ライブラリ」フォルダにあることになっています。

  1. 「Finder」を起動し、[表示]-[表示オプションを表示]を選択、あるいは[Command]+[J]で「表示オプション」を表示させます。
  2. 「”ライブラリ”フォルダを表示」にチェックを入れて「ライブラリ」フォルダを表示させます。そのまま「表示オプション」の[×]をクリックして閉じてしまいます。
  3. 「ライブラリ」フォルダから「Containers」フォルダを探して開きます。
  4. そこから、「com.microsoft.」で始まる項目を探し、必要なものを選択します。ここでは4つのアプリケーションに関連した項目のみ選択しています。OneNote関連項目も削除してしまってよい場合にはこれも選択してください。なお、OneDrive(SkyDrive)など、Office 365 Soloと直接の関係のないアプリケーションの項目は残しておきます。
  5. 選択した項目の上で、右クリックあるいは[Ctrl]+クリックでメニューを開き、[ごみ箱に入れる]を選べば、削除は終了です。

上記のOffice.comのページでは、下記の手順でGroup Containers内の項目削除も行うことになっていますが、OneNoteを残すこと、あとOneDriveなどへの影響も考慮して、項目は残すことにしました。

  1. 「ライブラリ」フォルダから「Group Containers」を探して開きます。
  2. そこから、「UBF8T346G9.」で始まる項目を探し、選択します。
  3. 選択した項目の上で、右クリックあるいは[Ctrl]+クリックでメニューを開き、[ごみ箱に入れる]を選べば、削除は終了です。

(4)Dockからアイコンを削除してMacを再起動する

Dockにアプリケーションアイコンを表示させていたら、アプリケーションアイコン上で右クリックあるいは[Ctrl]+クリックでメニューを開き、[オプション]メニュー内の[Dockから削除]を選択すれば、Dockからアイコンは消えます。

Macを再起動すれば、LaunchPadからもOfficeアプリケーションはいなくなっています。

なお、MacからOfficeを削除したら、Office 365 Soloのサブスクリプション管理で、対象のインストール情報を「非アクティブ化」する必要があります。浮いたライセンスで、別のWindows PCにOfficeをインストールするなど、有効に活用しましょう。

 

モバイルバージョンを終了