Time Capsuleを使い始めてしばらく経ちましたが、いつの間にかバックアップされている安心感と手軽さは、コストをかけるだけの価値があります。ただし、私の場合はParallels DesktopでWindows 7環境も利用しており、そちらはバックアップの対象になっていません。
正確には、Windows 7をBOOTCAMPでインストールしたので、そこをTime Machineによるバックアップの対象にできないわけです。ですから、Windows 7については相変わらず別にバックアップしなければなりません。
別にバックアップと言っても、Time Machineではカバーされませんから、従来どおりのバックアップ(CopyToなどのソフトを用いて)行います。これには、Time Capsuleがネットワークで見えなければなりませんが、普通の共有として見せることができますので、NASと同様の使いかたができるわけです。
初期設定の状態でこうなっているはずですが、念のため確認しましょう。AirMacユーティリティを使います。検出されることを確認して、「手動設定」を押しましょう。
状態が表示されます。上に並んでいるボタンのうち、「ディスク」を押します。
ここではTime Capsuleのディスクの操作を行えますが、ここで必要なのは共有ですので、「ファイル共有」を押します。
「ファイル共有を使用」にチェックが入っていれば、MacやWindowsから共有が見えるようになります。このとき、上の画面で「Data」というのがありますが、これが共有名になります。
さらに言えば、パスワードでアクセス制御がかかっています。これには、初期設定の際に指定した「Time Capsuleパスワード」がデフォルトですが、ユーザアカウントを作成したり、細かく制御することも可能です。だけど面倒なので、今回はやりません。パスワードが要求される、というレベルで十分です。
下の画面の下の方を見ればわかりますが、Windowsネットワークでは、WORKGROUPがワークグループ名となります。
Windowsでは、このように見えます。ネットワークコンピュータ名は、Time Capsuleに付けた名前の15文字までです。Dataが共有として見えますね。
この下には、Time Machine用のフォルダがありますので、それは決していじらないので下さい。他にフォルダを作成してやれば、そこは自由に使えます。一番下が、Time Machineですね。
バックアップ専用装置としての磨きがますますかかっているTime Capsuleでした。何しろ、3TBもあるので、どんどん活用しないともったいないのです。Time Machineの世代ばかり増えても何ですしね。