今日は、いよいよAndroid SDK(Software Development Kit)を入れてみます。まぁ、これが結構面倒だったりしますよね。
SDKは、以下からダウンロードします。
android-sdk_r20-1.0.3-macosx.zipが入手できますので、これをアーカイブユーティリティで解凍します。できあがったandroid-sdk-macosxフォルダを、適当な場所(「書類」など)に移動しましょう。
このときのパスが重要なので、覚えておいて下さい。「書類」に移したら、SDKのパスは/usr/naosan/Document/android-sdk-macosxとなります。naosanの部分はログインしているユーザ名です。
実は、これでAndroid SDKのインストールは終了です。インストールとは、どこかにSDK一式を置くだけ、という感じです。Windowsではインストーラを使ってインストールされますが、CドライブのルートにSDK一式が置かれるということで、あまり変わらないようです。
さて、SDKのインストールは済んだのですが、実際はこれでは役に立ちません。目的に応じたパッケージをインストールしてやる必要があります。これには、Android SDK Managerを使います。SDKをインストールしたフォルダのTools/androidを、ターミナルなどを開いて実行して下さい。
実行すると、GUIのプログラムAndroid SDK Managerが起動します。最初に、パッケージのリストなどを取得しますので、「Done loading packages.」とステータスバーに出るまで待って下さい。
ここで、目的のパッケージを入れていきます。全部入れてしまってもよいのですが、ものすごく時間がかかるそうですし、ディスクの無駄でもありますので、絞っていきましょう。
すでに「Android 4.1(API 16)」にチェックが入っていますからこれはそのままにしておきましょう。2.3系列のAndroidアプリの面倒も見たいなら、「Android 2.3.3(API 10)」にもチェックを入れるとよいでしょう。他には、基本的な「Tools」、サポートライブラリを「Extras-Android Support Library」をチェックして入れることにしましょう。
これで、SDKのパッケージはインストール終了ですから、Android SDK Managerは閉じてしまいましょう。明日は最後、ADT(Android Development Tools)プラグインをEclipseでインストールして終了です。