MacBook Pro(2011 Early)の冷却ファンが回らなくなってしまったので、交換してみました。回らなくなってしまったときの投稿はこちらです。
これって2年前の投稿じゃん…。これまで何やっていたのよ?というそしりを覚悟しつつ、ついに冷却ファンを交換、そしてこの投稿と相成るのです。
ちなみに、自分で交換作業などを行えば、メーカー修理は受けられない可能性があります。同様のことをご検討の場合は、その旨自己責任でお願いします(このMacBook Proは、すでにSSD+HDD構成にする魔改造を受けているので、そもそも修理対象外です)。
また、2011 Earlyの15インチモデルので話なので、17インチや13インチでは事情が異なるかも知れません。それ以前のモデルでも、そのあとのモデルでも、事情が異なるかも知れません。そのあたりはご了承願います。
冷却ファンを入手する
さて、交換するには、交換する冷却ファンが必要です。このパーツ、そのへんに売っているわけではないので、ネットで互換品を探す必要がありました。私の場合、ゲームポートというところから購入しました。
在庫状況は随時変わるので、このとき(2015年9月)に購入したパーツが現在もあるかどうかはわかりません(この投稿の時点で、少しあるようでした)。
MacBook Proには2基の冷却ファンがありますが、同じものではなく、左側、右側と別なので注意が必要です。今回、交換が必要なのは右側でしたが、将来には左側も壊れる可能性があるので、念のため両方購入しました。しめて16,000円也と、かなりの出費です。
MacBook Pro UNIBODY 15インチ用 冷却ファン(左側)
MacBook Pro UNIBODY 15インチ用 冷却ファン(右側)
星型ドライバーが必要
ファンを固定しているネジは、星型ドライバーでないと回せません。普通のプラスドライバーなどではねじ山を潰してしまうので、星型ドライバーが必要です。
この際、精密ドライバーセットを入手しておくとよいでしょう。安いものなら、1,000円以下で入手できます。たとえば、これです。
ファンを留めているネジに適合する星型ドライバーの大きさは、T6というものです。ですので、T6サイズのドライバーを含んでいるものを買い求めるとよいでしょう。上記のセットには、10種類の星型ドライバーが含まれており、もちろんT6も含まれています。
壊れたファンを外し新品を装着する
ファンを止めているネジは3箇所です。その前に、ファンから基盤に伸びているケーブルも外しておきます。
外れました。ホコリが付着しているので、ついでに軽く掃除しておきましょうか。掃除には、カメラのレンズクリーニングにも使うブローが便利です。
新しいファンを装着しました。美しい。道具が揃っていると、流れが非常にスムーズです。
これで裏ぶたを閉めれば作業終了です。MacBook Proを起動して、ファンの状態を確認してみましょう。左右とも、きちんと回っているようですね。めでたし、めでたし、です。
MacBook Proの2011 Earlyモデル、性能的には今でも十分使えるものです。メインマシンのトラブル時、また家族のためのサブマシンなど、まだまだ活躍してくれそうです。