かねてからの懸案であった、NASのHDD換装(容量アップ)を実行してみたので、その記録をまとめてみた。機種は、BUFFALOのLS-Q4.0TL/R5。LS-QL/R5シリーズ。4TBモデルで、RAID5に対応しているのが特徴だ。発売は5年ほど前と、ほんとど旧機種の域だが、RAID5対応、ギガビットイーサネット対応と、まだまだ十分に使える。そこで、容量をアップして、延命を図ってみたということだ。
標準の容量は4TB(1TB×4)。これを8TB(2TB×4)に倍増しようというわけだ。換装用のHDDについては過去のこの投稿を参照。
当たり前のようだが、換装するからには、元のデータがなくなってしまうので、必ずバックアップを作成しておくこと!ブログ主は、外付けの4TBのHDDにデータをすべてコピーし、作業に臨んだ。換装中に、この外付けHDDがクラッシュしたら、最悪データはパァになる。この手の作業にはそれくらいのリスクがあることを忘れずに!
まずは、正面のパネルを外す。マグネットでくっつけているだけなので、引っ張ればパカッと外れる。こっちのほうがメカメカしくてNASっぽくて好みだ。
4個、縦に並んでいるのがHDDで、専用のアタッチメントで装着されている。このHDDの外し方だが、右手のつめを手前に引き、てこの原理で出てきたHDDを、そのまま引き出す。
ここでのポイント。外すのは、No.2〜No.4までだけにして、No.1は残しておくこと。そうでないと、NAS自体が起動しないので、要注意。
SAMSUNGのHDDが装着されたオリジナル。
裏面の、4つのネジを外せばHDD本体が外れる。
東芝のHDDに付け替えた。これをNo.2〜No.4について行う。
ちなみに、HDDを全部外してしまった中身はこんな感じ。記念撮影だね。意外と殺風景。
HDDを装着し、電源投入。No.1以外はエラーになる。当然だね。しかし、No.1〜No.4すべてを替えてしまうと、そもそも起動しないからね。
さて、これからが本番。換装したHDDを使用可能にして、残ったNo.1も交換し、さらにRAIDを再構築しなければならない。心していこう。
これは日を改めて…。