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Parallels仮想マシンのスナップショットが撮れるようになった、その解決法は?

Parallels Desktopネタ。スナップショットがいつの間にか撮れなくなっていたという事件。

いろいろ探っていたら、ParallelsのKBにある情報にて、スナップショットが取れる状態にできることを発見したので、その報告。

これ(↓)が出たら、スナップショットを自動作成する合図。しか〜し。

このようになってしまうのだ。これが昨日の投稿の画面。これに対する愚痴は、さんざん吐き出した。

で、行き着いたのが、ParallelsのKBのこのページ。

KB Parallels: エラー:スナップショットを削除できません

手順は、ここにも書いてあるが、以下のとおり。

仮想マシンのバックアップを作成

当然だね。何かあって仮想マシンが吹っ飛んだら、スナップショットどころの話じゃない。ここは時間と手間を惜しまず、バックアップを取っておこう。さらに、OS XのHDDに十分な空きがあることを確認しておこう。仮想HDDファイルのサイズくらいの空きは必要らしい。ブログ主の場合、バックアップに3時間近くかかった。USB 2.0接続の2.5インチHDDでは、この程度かもしれない。

Finderで仮想マシンファイルを選択

仮想マシンファイルはパッケージだ。

パッケージ内のファイルを表示

仮想マシンファイルの右クリックでメニューを表示、パッケージ内のファイルをさらに表示させる。

「ターミナル」を開いてコマンドを入力

OS Xの標準アプリ、「ターミナル」を開いて以下のようにコマンドを入力する。「prl_disk_tool merge –hdd 」まで入れて、あとはFinderからHDDイメージファイル(拡張子が.hddのファイル、ここではWindows 8-0.hdd)をFinderからターミナルにドロップ。これで自動的にファイル名がフルパスで入力される。

HDDイメージファイルのマージを実行

ここで初めてreturnキーを押して実行。仮想HDDファイルのサイズが3桁GBと巨大なので、いくらSSDでも時間がかかる。「Operation progress」の表示が100%になったら終了。

snapshots.xmlファイルを削除

仮想HDDファイルと同じフォルダにある、snapshots.xmlファイルを削除。これで、スナップショットがない状態に戻せる。

スナップショット作成を待つ

あとは、定期的に実行されるスナップショット作成を待つだけ。冒頭の画面が出て実行。今度は、無事作成されたようだ。

仮想HDDファイルをマージし更新したので、次のTime Machineバックアップでは、改めてバックアップ対象になる。サイズが大きいので大変だが、やむを得ない話なので、夜にでもバックアップさせておこう。

これで、ParallelsでのWindows 8.1を安心して使い続けられそうだ。

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