SynologyのNASの設置が終わりましたので、いよいよ設定を行っていきます。
設置の投稿はこちら。
SynologyのNASを導入しました(設置編その1—本体チェック)
今回は、管理用ソフトウェアのインストールと基本的な設定です。
さて、Quick Installation Guideによれば、以下のいずれかの方法でNASを検索せよとあります。
- http://find.synology.com/
- http://synologynas:5000/
前者では見つかりませんでしたので、後者をWebブラウザのアドレス欄に打ち込んで検索させると良いでしょう(前者で見つける方法については後述)。
以下のように検索中になります。
うまく見つかれば、以下のようにNASのグラフィックと情報が表示されます(以降はブラウザ画面の背景など、不要な部分はトリミングしてしまいます)。
管理ソフトウェアであるDSM(DiskStation Manager)のライセンスへの同意を求められます。同意して先に進みましょう。
プライバシーについての文章を読みます。読んだら続行します。
必要な手続きが済んだので、いよいよ設定を行えます。[設定]をクリックします。
最初に、管理ソフトウェアであるDSMをインストールしましょう、と出ます。[今すぐインストール]をクリックします。
「インストールによって、ディスクの中身が全部消えてしまうよ?」という警告が出ます。ブログ主のように新品なら何の迷いもないですが、そうでないならいったん考えましょう。[…理解しました。]にチェックを入れて[OK]をクリックします。
ダウンロードとインストールが自動的に実行されます。それほど時間はかかりません。
インストールが終了すると、NASが再起動に入ります。最長10分でスケジュールされていますが、実際にはもっと早く終わります。
再起動して最初に行うのが、管理者アカウントの作成です。NASにはビルトインアカウントとしてadminとguestが設定されていますが、これ以外のアカウントを通常利用する管理者アカウントとして作成します。ここではadministratorとしました。また、サーバー名も設定します。サーバー名はあとで変更できます。
QuickConnectの設定になります。QuickConnectとは、NASをインターネットから簡単にアクセスできるようにするSynologyのサービスです。今回は、インターネットからアクセスできる必要はないので、この手順を飛ばしてしまいます。
このように警告が出ますが、あとで設定ができます。ポート転送とは、ルータに着信したリクエストをNASの特定のポートに転送させる機能です。
すべての設定が完了したと出ました。下のチェックボックスは、書いてあるとおり、ブラウザから「find.synology.com」でNASを検索可能にするかという指定です。ここにチェックを入れると、冒頭の利用不可能だった「find.synology.com」でのNASの呼び出しが可能になります。ただし、SynologyにNASのインターネット情報が登録されます。ここは「なし」にしました。
すでにデスクトップ画面のようなものが現れていますね。これは、DSMが自動的にアップデートされるよというお知らせです。
デバイス分析とは、利用状況をSynologyに匿名で送っていいかというよくある質問です。ここは個人のポリシーで好きにしていいかと思います。ブログ主は、冷たく「いいえ」にしました。
さて、これで設定の準備は済みました。次回はいよいよディスクの設定などを行っていきます。