お札を納めに詣ります。

やっとこさ後厄も明けて、長かった厄年から解放されるようだ。
厄除けにといただいた水澤観音のお札を、年の瀬も押し迫った今日、
納めに行くことにした。

左の貼り紙には何と書いてあるのか…。

はっきり言って、この季節の水澤観音は寒い！
場所は群馬県の伊香保温泉付近、標高もかなりある。
水澤観音に近づけば、いきなり道は急勾配になり、道の両脇には雪、
さらに滑り止めの砂が蒔かれている。
上の貼り紙は、「凍って滑りやすくなっているので気を付けて下さい。」という
趣旨である。
事実、敷地内のあちこちは水が凍結し、危うく転びそうになること幾度。

こういう日に行ったので、初詣では大混雑の境内もすっかり静かな
感じで、ゆっくりお参りを済ますことができる。
ただ、初詣に備えての貼り紙、詰め所などがあちこちに設けられ、
喧噪の前の静けさという感じだ。

明日の夕方あたりから、二年参りをする人たちでごった返すのであろう。
こちらの初詣は、地元の小さな神社へ出向く予定だ。

（それにしても観音様で厄払い、神社で初詣とは、つくづく日本人の
融通性を感じさせるなあ）