煙たい話で炎上覚悟―悪臭源としての問題

今回は、悪臭源としての問題を書いてみたいと思います。

最近思うのですが、タバコの煙は香りの云々ではなく、単に煙いだけのものになっているような気がするんですよね?ヘビーなタバコが吸えない人が、ひたすら軽いものを求めるのか。それは置いておいて、悪臭源としての問題、本人、あるいは本人の住処、クルマ、そういった閉鎖環境は放っておきましょう。自分で吸ったタバコで自分が、家が、クルマが臭くなる、そんなのは自業自得ですからね。でも、周囲にまき散らす悪臭については、一言いわせてもらいたいです。

ところで、こんなものが貼ってありました。20円だそうです。けど本質を突いてますね。

Nosmoking_01 卒煙クラブ。禁煙じゃないのがGoodです。

家に小さい子供がいて、タバコを吸わせてもらえない父親が、「私は換気扇の下で吸ってますよ。」とか、「ベランダに出て吸ってます。」とさも被害者のように語っているのですが、真の被害者は周辺の人だというのに気付いていないですよね。

換気扇の下で吸えば、吸い込まれた煙は屋外に出て、ばらまかれます。集合住宅なら、換気扇の口が通路やベランダに出ていることもあるので、そこにばらまかれるわけです。ベランダなら、煙は風に乗って両隣の部屋に向かいます。部屋の中で吸えないわけなので、当然窓の類は閉めているでしょうから、煙は両隣、下手すれば上下にもばらまかれます。洗濯物を干せばヤニ臭くなり、夏の晩に窓でも開けておけば煙が部屋の中に入り込んでくる…。最悪です。

吸っている本人は、吐いてしまった煙は意識から消え失せるので質が悪いです。一時期流行ったCMで、赤ちゃんがいるから部屋の中で吸わせてもらえず、ベランダに出て吸っていたらお隣さんも同じ境遇で、お互いに「つらいですよね~?」などと言葉を交わしているのがありましたが、その隣の人がタバコを吸わない人だったら、どう言葉を発したんでしょうね。

コメント

  1. Kobayashi より:

    初めまして。
    自身今は煙草を吸いませんが、通りすがりすれ違いざまふいっと匂ってくる時など、ちょっと魅惑的な匂いに感じることなどありますね。ただコーヒー店など、店などでそばで吸われたら、こちら移動します。嫌煙というところです。自分の幼い子のいる前で平気で吸う若い母親。
    吸わない人には、じつに迷惑なものでょう。ただ健康面のことについては諸説あるようで、なんとも言えないのですが、どうなのでしょうね。あの肺の汚れた写真など病院で見たりすれば一目瞭然のようにも思えますが、「禁煙」を強く言われる国にも偏りがないのですか? なにか背景に、なにかしらあるようでもーーー?。

  2. なおさん より:

    kobayashiさん、はじめまして。お返事遅れて失礼しました。
    健康面の因果関係ですね。「吸ったらこうなる」というのを直接的に関連付ける方法がない以上は、臨床データをとって統計的に喫煙と健康の関係を結び付けるしかないのでしょうね。でもまぁ、客観的に見てマイナスはあってもプラスはないと思いますね。
    「禁煙」を強く押し出す国は、やはり喫煙による経済的損失をもっとも重要視しているのではないかと。医療費の増加、喫煙休憩による時間損失、防災上の問題、清掃費用、その他もろもろ。国にとってよいことは、税収が増えることくらいじゃないかと思いますが、相殺勘定でしょうね。
    個人的には、香りのよい煙草の匂いは嫌いじゃないですが、今の煙いだけのやつはもう勘弁ですね。でも、煙い煙くない以前に、吸う人の無神経さがイヤなんじゃないかと思います。以前吸っていた人は、自己嫌悪もあってそうなるんじゃないかと思います。