それにしても暑い!ちょっと前までこのブログでは夏らしくないな~などと書いていた報いか?今日の東京地方は、37度に達したとか。熱風が吹き、顔を叩く…。息を吸えばくらっと来る。しかし、こんな日に冷房をほとんど効かせない中華料理屋がある。暑いので冷やし中華でも昼食に食べようと思い入ると、店内はむっとして外より暑い…。空調が動いているらしいが、そこからは温風が吹き出ており、テーブル類すべてが熱い…。客は団扇や扇子で扇ぐが熱風が吹くばかり…。これは堪らんと思ったが後の祭り、しっかり冷やし中華を注文してしまった。だがこの冷やし中華、最初は冷たかったが、そのうち暖かくなってくるのだ。わずかの間に、冷やし中華と言うよりは冷まし中華のようになってしまった。店から出ると、外の方が涼しく感じる、今どき珍しい店なのであった。
聞けば、観測史上2番目か、それ以上の暑さを記録したとか。7月の時点では、今年の夏は平年並み、残暑が厳しいかも?といった予想だったが、外れたようだ。確かもっと前の時点では、今年の夏は猛暑の見込みといっていたので、こちらの方が正しかったわけだ。しかしそれにしても、最近の天気予報は、当たらないというかリアルタイムで現在の天気を報じているようなレベルのような気がする。天気予報と言うよりは、天気実況というわけだ。
コンピュータを使えば、リアルタイムである時点の天気を予測することは可能になるわけだが、その分人知による経験や勘はないがしろにされているのではないか?予報といえど、過去のデータから推測するしかないわけで、まったく同じ状況が過去に存在しない以上は、コンピュータによる競馬予想と同じで何か大事な要素が抜け落ちる、ということにもなりかねないわけだ。
気象予報士という人たちがいるわけだから、単にお天気解説などだけをさせておくのではなく、もっと積極的に予報させてもいいと思うのだ。この人の予想は当たる、こいつのはダメだと言うことになれば、気象予報士の中にも競争感覚が出てくるだろう。結果に責任を取らないでいいと言うことになれば、誰も真剣に仕事をしようなどと思わない。
こりゃだめだ~と言われるようなことが起きる場合、たいていはその個人、その組織にこういった風土があるものだ。
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