愛の形にもいろいろあるのだなぁ、と思ったこの風景。場所は、東京都港区六本木某所。果たして、何が愛なのだろうか?
中央に見える樹は、桜(ソメイヨシノ)の木である。それが、道路を横切るように伸びているので、正面の階段を行き来するには、樹をくぐる感じで歩行する必要がある。この樹をこのように邪魔なまま保存しているのも愛だが、もっとすごいのは桜の根元の方だ。よく見ると、根元のブロック塀を半分倒して伸びている。しかも、その少し先では、ブロックで支えを作り、倒れないようにしている。これを愛といわずに何と言おうか。
この樹が、最初はどのようには得ていたのかはわからない。だが、途中で上向きに成長方向を変えていることから、そのあたりで倒れかけた、と考えられる。この処置をしたのは、樹を目の前にする骨董屋の主人か、果たして…。
ちなみに、階段の上から見下ろすと、こんな感じだ。
桜の季節は、ピンク色のゲートを作ってくれる。
コメント
こういうところに目がとまるなおさんて、愛にあふれた方なのだと思いました。
桜の季節も見てみたいですね。
>果たして、何が愛なのだろうか?
なおさん、あまりに期待を持たせ過ぎます(笑)。なおさんご本人の愛の軌跡か!と思い込んで読み始めたら・・・。
そうですよね。そんなわけありませんよね(笑)。確かに愛の形です。生き物の命の尊厳を示した、大きな慈愛に満ちた形ですね。
ぴろろさん、
書いている途中、妙にドキドキしてました。
普段、入力しない単語だからですねぇ。
桜は、今年撮ったのがありました。でも、クローズアップなので、雰囲気は伝わらないですねぇ。
http://blog.naosan.jp/wp/wp-content/imports/photos/cherry/roppongi_02.html
よろしければ、見て下さい。
野の花さん、
私にそんな軌跡などあったらそれがほんとうの奇跡です。笑
いわゆる愛というよりは、慈愛でしょうね。
相手のことを慈しむ心から出る愛、行動なのだと思います。
最近、そんな心は忘れているかなぁ、と思います。