降り続いた雨も上がり、日曜日は晴れ上がった。そこで、市民の森巡りである。このブログにはすでに登場している三保市民の森であるが、実はそのほとんどは歩いていないような状態だったので、今回は隅から隅まで歩いてみることにした。その広さ、40ha。一日歩けば脚が棒になるようだ。
三保市民の森は、神奈川県横浜市緑区三保町にある広大な市民の森である。新治市民の森の隣になる。駐車場(土日祝のみ)があるので、車で訪れることができる。
三保市民の森は、「谷道」「尾根道」「プロムナード」をどう歩くかということになる。ちなみに、マップはこの通り。
http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/green/shiminnomori/miho.pdf
駐車場に車を入れ、まずは谷道を進んでみようということにした。谷道は、低い土地を歩く。脇には田んぼ、畑、工場、ゴミ捨て場など、バラエティに富んだ風景を見ることができる。
三保市民の森は、休憩コーナーに、鳥の名前が付けられている。この先、そのすべて、紹介したい(とはいえ、ただの看板に過ぎないという話もある)。マップを見ながらの方が、よいと思う。
「かるがも」付近から森を臨む。
「谷道に」にいるときには、このような標識がある。これで道に迷わないで済む、かも。
休憩コーナー「おなが」。実は、「谷道」から「おなが」にたどり着くには、いったん谷道を外れ、未舗装ではあるが一般道に出る必要がある。ちょっと不安になるが、そのまま歩き続けると再び山には入る道が出るので、そこに入ると「おなが」にたどり着く。
「おなが」から「やまばと」方面を臨む。
「やまばと」。看板が落ちてしまっている。こういうのはけっこうあるので、何とかできないかと思うのだが…。
「やまばと」から尾根道を臨む。針葉樹が多い。
「尾根道」の脇は「若葉台団地」である。フェンスの向こうは、ふつうの団地や学校が広がっている。団地から、そのまま遊びに来る人も多い。
「尾根道」の休憩所「ひよどり」。ヒヨドリは、どこでもみかけるなじみ深い鳥である。
「ひよどり」から「尾根道」を臨む。
「きじが原」。ここでは、鳥の名前のほかに「が原」と付いている。こういう場所は、トイレがあったり、開けた場所でお弁当など広げるによい感じの場所である。今回は、ここを素通り。
休憩所「しじゅうがら」。え?シジュウカラじゃないの?と思ったが、どっちでもよいようだ。ちなみに、上は「しじゅうがら」、下は「しじゅうから」だ。
「しじゅうから」から「尾根道」を臨む。針葉樹林を臨む。
このへんで、突如と現れる水道路。この上を歩いてもいいが、本来は立ち入り禁止のはず。でも、この上を歩いて進んでみたい、と思うはず。
いかにも立ち入り禁止、という雰囲気の向こうには、意外な風景が待っていた。
桃の木がいっぱい。ここでの花見は、サクラではなくモモでという人も多いようで、ゴザを広げる人も。
休憩所「ほおじろ」。鳥の名前が落ちている。何とかしたいと思うが…。
「ほおじろ」付近の針葉樹林。
「みほだいら」と呼ばれる広場。遊ぶのもよし、お弁当を広げるのもよし。
ちょっと力尽きたので、「プロムナード」はまた次回。
コメント
日曜日というのに、あまり人も歩いていないような静かな雰囲気ですね。1人で歩くのはちょっと淋しいかも・・・。鳥の名前の休憩地点、ついでにその鳥の姿をしたパネルでもあるといいですよね。よほど野鳥保護の会の人でもない限り、鳥の名の聞き覚えはあっても、姿はほとんど知らないと思います(笑)。桃源郷はこんな所に存在したのですね。とても素敵です。
ごめんなさい、鳥の絵と説明がついていましたね。
野の花さん、
そうですね、ひとりで歩くのは寂しいし、ちょっと怖いかも。
でも、けっこう人とすれ違うのですよ、近所の人がウォーキングのコースにしていたり。
鳥は、結構見かけるものばかりです。かるがも、ひよどり、うぐいす、オナガ、ヤマバト、ホオジロ、シジュウカラ、などなど。
これぐらいなら、区別できるようになりました。でも鳴き声は…。