去る7月26日に訪れた「横浜自然観察の森」の2回目である。高速側駐車場に入れると、直接「横浜自然観察の森」には行けないので、「金沢自然公園」「金沢市民の森」を経由して赴くことになる。今回は、「金沢市民の森」の道中である。
と思ったら、いきなりフェンスがあって通行止めか?と思いきや、よく見ると「歩行者は通れます」とある。バイクや自転車の侵入を防ぐためと思われるが、この先の急な階段は、どう見てもバイクなどでは上れないと思うが…。
撮影:キヤノンEOS40D+タムロンA20E、キヤノンEOS Kiss X2+キヤノンEF-S 60mm MACRO
「ひょうたん池」の脇を登っていく。これが、けっこうな急な階段で、息が切れそうになる。
ゆらゆらと飛ぶチョウを発見。「ジャコウアゲハ」である。この日、やたらとこの蝶に出会うのであった。
このチョウも、こうしてモデルになってくれた。なかなかサービス精神が旺盛だ。
「清戸の広場」に到着。今回は、口論する中年はいなかった。
「ヒメジャノメ」を発見。光で周辺がぼけたような感じになってしまったが…。
H1標識。向こうの大岩は、一面が苔むしたようになっている。
A9標識方面に向かう。
今にも崩れそうな崖っぷちに踏ん張る木。
またも「ヤブミョウガ」を発見。
拡大すると、こんな感じ。
名前のわからない、小さな花。葉もない茎に、ちょこんと咲いている。
A9標識に到着すると、そこは「ビートルズトレイル」と呼ばれる、尾根沿いのハイキングコースである。いきなり、行く違う人の数が増える。
「アキノタムラソウ」。
掛け肌も、日が当たらないと一面、苔むしたようになる。
この尾根は、けっこう高い場所にある。麓の街を見下ろす(実は、あとで下から登ってくるのだが…)。
広葉樹と針葉樹の混じる、なだらかなコースをてくてく歩く。ハイキングする人、ランニングをする人と、人さまざまである。
このあたりまで来ると、そろそろ「横浜自然観察の森」に入る。
コメント
森を舞う蝶、優雅で神秘的ですね。子供の頃、よく蝶を捕まえました。手でその羽を後ろから掴むと、粉が散って、悪くすると羽が千切れてしまいました。今はもう、捕まえようなんて愚かな事は考えません。見ているだけでいいのです。いいえ、見ている方がいいのです。美しい、甘美な世界に誘ってくれますから。
野の花さん、
夏の山では、いろんな蝶に出会うことができますね。中でも大型のアゲハチョウは優美で、いつまでも姿を追っていたくなる誘惑があります。
大人になると、捕まえようなどとは思わないですね、その姿を追って、一片でも収めることができれば満足です。子供の頃はあれほど手に入れようと頑張っていたのですが…。
中には大人になっても所有欲旺盛のまま、採集禁止の場所で堂々と捕虫網を振り回している人を見ると、ちょっと情けない気持ちになります…。