去る日曜日、13日は、おそらくは最後の夏らしい1日となるだろう。と考えて、午後に少し時間を作って、散策としゃれ込むことにした。近所とはいえ、まだまだ知らないところがあるものだ。
いかにも由緒正しい感じの神社だが、「御嶽神社」である。小さな社に賽銭箱が設置されているだけのこの神社だが、周囲はきれいに草も刈り込まれ、いかにも地元の神様という感じがする。なお、御嶽神社は、すぐ隣にもある。今回は行きそびれたが、いずれ赴きたいものだ。
山と畑と住宅地の境目に位置するといった感じだ。
ギンナンが鈴なりであった。まだ落ちている実は少なく、匂いもさほどない。
甲高い声で鳴く鳥がいると思ったら、オナガである。このへんでは、ポピュラーな鳥だ。
ツマグロヒョウモン。徐々に北上しているこの蝶も、すっかりお馴染みになってしまった。
紫の花びらが落ちている。と思って見上げたら、クズの花。
白い彼岸花。ところどころに赤い彼岸花の群生が見られるようになってきた。もう夏も終わりである。
アサガオ。だが、葉が異様に大振りである。
ボタンクサギ。どこかで書いたが、臭いのでクサギだとか。花は虫に人気のようである。
ネズミモチの仲間、トウネズミモチ。トウは、唐である。大陸由来の、ネズミモチということであろうか。
2時間くらい歩いたら、足が痛くなった。しかも、結局いつもの展開となってしまった。これからは、また出歩きやすい季節となる、楽しみだ。
コメント
なっているギンナン、初めて見ました。これが落ちたらとても臭いものと聞きました。クズの花、私も今日見かけました。葉は山の斜面を埋め尽くしていました。白い彼岸花はこちらでは自然の中では全く見かけません。昨年、株分けしてもらった白い彼岸花が咲いたから・・・と近所の人がとても貴重なものを見せるようにして見せてくださいました。私もその時初めて白い彼岸花を見ました。なおさんのお住まいの周りは自然が一杯なのですね。
野の花さん、
ギンナンの実はとても臭いです。以前、外の柔らかな身をはがして種だけ持って帰ろうとしましたが、それでも臭くて断念しました。
夏の花といえばサルスベリ、あまりにあちこちで白、赤、ピンクと咲かせているので、ついに一枚も撮らずじまいに。
まぁ、足が痛くなってきたというのもありますが。
ギンナンの実、やはりそうなのですね(笑)。その臭さに打ち勝って、ギンナンを収穫した友人に言わせると「ウ○チ臭い」のだそうです。次回は私もギンナン拾いに誘ってもらおうと思っていましたが、それを聞いて遠慮しました(笑)。何でもあの小さな実を食べるためには、かなりの行程があるそうなので・・・そうまでして、その臭さに付き合う根性は、私にはありませんでした。
野の花さん、
その友人さんは、的確な表現をされていますね。茶碗蒸しに入っているあのきれいな翡翠銀杏も、さまざまな苦難を経てあの形になっているのかと思うと、頭が下がりますね。
銀杏の季節本番になりますと、東京外苑のイチョウ並木は、銀杏拾いをするおじさんとおばさんであふれかえります。笑