「三保市民の森」から少し足を延ばせば、お隣の「新治市民の森」に到達します。今回は、ちょっと急ぎ足で回った、初夏の「新治市民の森」の様子を紹介しましょう。
新治市民の森の紹介は、こちら。
「見晴らし広場」からの眺めは、こんなふうに変わりました。ぽかっと空いているところは、新たに植樹が施された部分です。
撮影は、キヤノンEOS 40D+キヤノンEF 100mm F2.8L MACRO IS USMと、パナソニックDMC-TZ10で行いました。
「見晴らし広場」付近から遠くを見ると、左にフジ、右にガマズミ、紫と白の花を緑の中から覗かせていました。
「見晴らし広場」付近から眺めたフジを、近くに寄って撮ってみました。ガマズミはほかの木に隠れて見えなくなってしまいました。
キンラン(金蘭)。フジを撮った足下に、数株生えていました。
キンランをアップで撮りました。こういう花には必ず虫が潜んでいるんですよね。
野草観察路に入りました。
ナツトウダイ(夏燈台)。トウダイグサの仲間です。花とも言えないような花を付けます。「トウダイ」は灯台ではなく燈台です。
ご覧のように、5本の花序が出て、小さな花を付けます。「ナツ」とありますが、花が咲くのは春です。
キンランは、観察路にもありました。保護のために、支えがしつらえてあります。
少しアップで。
さらにアップにすれば、やはりランであることが伝わって来ます。
ギンラン(銀蘭)です。キンランに対してギンラン。だいぶおとなしいですが、それがギンランらしい…。
こうして見ると、ランの仲間とはとっさに気付かないと言いますか…。
すっかりおなじみのホウチャクソウ(宝鐸草)です。
「観察路」から「池ぶち広場」方面を臨むと、ガマズミの花が満開でした。
ツリバナ(吊花)。何ともかわいい花を咲かせます。いかにも花がつられている、という感じです。
こうして見ると、いかにも「ツリバナ」でしょう。
これで観察路を抜けて「池ぶち広場」から谷戸の方に向かいます。これについては次回以降で…。
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