8月29日、新治市民の森の2回目です。今回も、お花だけです。
このシリーズの記事:夏の終わりの新治市民の森(1)―お花とか(1)
実はこの日、はじめて鎌立の奥より先に進んだのでした。
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鎌立の奥は、結構足場が悪くて、夏場では軽装では進むのをためらわれることが多い場所です。それでもこの夏、降雨が少なかったせいか、いつもはぬかっている場所も普通に歩けるようになっていたので、そのまま進んでみました。
左の写真をよく見て下さい、きちんと標識もあります。このまま進むと、道がないような場所(それでも、F-1という標識は出てくる)になり、ヤブ蚊に悩まされ、倒木が現れ、ひたすら湿気とシダの群れの中を進みます。透明なものがしきりに飛ぶのは、ヒグラシです。1箇所にじっとしているとたちまちヤブ蚊の餌食なので、写真もろくすぽ撮れません。それ以前に、撮るようなものもないですが。
やっとこさ上に上がると、D-11付近に出ます。出るのは簡単だけど、ここに入るのは難しいよなぁ(入口がわからない)、とかぼやきつつ、向ヶ原方面に進みます。反対側だと、見晴らし広場に戻ってしまいます。ちなみに出るあたりは、見晴らし広場へも、向ヶ原へも、ほぼ同じ距離です。
D-11付近です。何か、明るい雰囲気で、ほっとしました。本(学術書?)に見入りながら歩いてくるおじいさんに会います。
このへんで、お花の紹介に戻りましょう。
ヌスビトハギ。こういう名前の草花には、いつも名前の由来が気になりますよねぇ。
いろいろお騒がせの、アキノタムラソウです。
ユリ科のツルボが見頃でした。個人的には、珍しい花なのかなと思っていたのですが、意外とあらゆるところに咲いていて、ビックリしました。
小さくてかわいい花。何でしょう?
そろそろお昼をとろうと、旧奥津邸に向かいます。旧奥津邸は、特にイベントもないようで、ひっそりです。庭にあるベンチで、おにぎりをいただきます。
春先には刈られていたフヨウも、あっという間に立派になり、いつもどおりの花を咲かせていました。
今年は、テッポウユリも見ることができました。もしかしたら、これまでもあったのかも知れません。
これもお騒がせのハナトラノオです。旭谷戸の畑の脇に、たくさん植えられていました。
田んぼ付近は、いろいろ見頃でしょうねぇ。楽しみです。
コメント
「お騒がせ」の花たち、揃って舞台に昇りましたね(笑)。あまりにも何気なくて、目を留める事さえもされない小さな草花たち。きっとなおさんに感謝しています。なおさんはちゃんとその草花達の名前まで調べ上げて、身元をはっきりさせた上で載せてくれるのですから。それにしてもヌスビトハギとは?私も気になります。
野の花さん、
ヌスビトハギの名前は、その実にポイントがありそうですよ。実の形が、盗人の忍び足の跡に似ているそうですが、本当でしょうか?