4月17日、日向薬師を歩く道のりの2回目です。前回は、自然環境保全センターから山門まで歩いて、野の花を愛でました。今回は、山門から入って石段を上り、仁王門をくぐって境内に至る、メイン一歩手前ともいえる内容です。
このシリーズの記事:日向薬師を歩く(1)―自然環境保全センターから山門まで
山門、といいながら門柱しか残っていないような気がしますが…。すぐ近くの日向薬師バス停から「巡礼峠のみち」は始まっており、この山門の向こうがルートです。
撮影機材の紹介:キャノンEOS 40D、キヤノンEF100mm F2.8L MACRO IS USM、パナソニックDMC-TZ10
おっと、この妙にクリエイティブさを感じる看板は何でしょうか。言いたいことはわかりますが、場所の雰囲気に合っているかどうか。
向こうの山々の桜が目に入ります。何とも言えない色合いですね。春の山です。
平坦な道が終わると、急な石段が目の前にそびえます。これを上がっていきます。右にも道がありますが、そっちに行ってはいけません。
野の花観察も忘れてはいけません。この白く紫の花はセリの仲間のようですが、もしかしたら違う種類かも。3枚目は、ふつうのハハコグサです。
追記:この紫の花はカテンソウ(イラクサ科)と教えていただきました。ありがとうございました。
仁王門が見えてきました。それにしても、手すりが整備したてでキレイなこと。必要なことと思いますが、どうも周辺から浮いているような気も…。
仁王門を見上げます。なかなかの風格。こちらの金剛力士像は、天保4年(1833年)の復元です。
仁王門をくぐれば、霊山に相応しい雰囲気が伝わって来ます。足場は決してよいとは言えません。2枚目のように整った石段は区間が短いです。こんなところで肉離れを起こしたらと思うと…。
こういった高木をはじめとする寺林は、神奈川県指定の天然記念物です。この木は、タブノキ?
石段を登り切ったら、上には本堂が見えるはずですが、白く飛んでしまいました。犬を連れた女の子2人が、走って追い抜いていきました。元気だ…。
本堂に至るちょっと手前に、ムラサキマムシグサが。日向薬師周辺は、とにかくサトイモ科テンナンショウ属が多かったです。
何だかなかなか進まなくてすいません。次回は本堂、そして帰りの日向林道です。
コメント
こんばんは。日向薬師と桜色の山。過ぎ去った春を懐かしく思う、今日の嵐[E:coldsweats01]
「もうカンビンしてください」寒い...こういったものにはありがちなビミョーなヒネリですね。
赤紫の弾けた花はカテンソウ(花点草)ではないかと思います。こんな小さなお花も綺麗に撮れて、いいなー[E:happy01]
小鉄さん、コメントをありがとうございました。
「カンビン」は、コンピュータグラフィックを使って仕上げてありますが、誰が誰の指示で作って設置したのか、知りたいところであります。
カテンソウ、その名前で調べましたらビンゴでした。さすが、ありがとうございました。別名、ヒシバカキドオシだとか。カキドオシの仲間のですかね。でもシソ科とイラクサ科で、違う種類のようですね。
ここまで小さな花は、やっぱ難しいです。