今日の朝は、通勤に利用している東急田園都市線が週末お約束の信号機故障で止まりまして、自宅待機をしばらく余儀無くされました。
混んでいるときにそのままいつもどおり出ていっても、下手すれば乗車すらできない可能性もあります。運良く乗車できても、となりの駅まで進むのにたいへんに時間がかかるのは間違いありません。
ということならばと、最初から出社は一時間遅らすことに決めて、その間は自宅でメールの返事を書きまくったり、ニュースサイトを片っ端からチェックしておこうと決めたのでした。
まあ一時間も経てば混雑も軽減されます。自宅から見える電車がもたつかなくなったのを確認して家を出ました。
普段からおよそ一時間前の出社を心掛けているので、一時間遅くしても通常なら間に合います。あとは、できるだけ電車の運行がスムーズであることを祈るだけです。
乗ってみてビックリ。あまりのスムーズさに拍子抜けしました。途中はまったくつかえず、さっきまでもたもたしていた路線とは思えません。
結局、いつもより短い所用時間で到着。ほぼ定時に職場に入れました。しかも自宅で、最低限の必要なことは済ませてありましたので、すぐに通常業務に入れました。
これが無理して出ていれば、さんざん時間がかかった挙げ句に疲れ果て、しかも最初の作業がそれから、ということになっていたわけです。時間のロスは一時間ほどかもしれませんが、気分も体力も大きな差です。
皆が皆、自分の裁量で出社タイミングを選べるわけではないですし、どうしても時間厳守というケースもあるでしょう。しかし、私のケースのように時間にある程度の裁量があり、しかも自宅で作業できる環境があれば、無理に戦場に飛び込んでいく必要はないと改めて思いました。結局生産性は変わらないばかりか、むしろ疲労が少ない分、その後の作業も好調でした。
すべての人がそうできるとは思いませんが、できる環境にある人はそうすることで社会への負荷を減らして、しかも自分自身も楽というのですから、意識する価値があると思った次第です。
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