春分の日、横浜市民の森めぐりの3日目は、横浜市鶴見区の「駒岡中郷市民の森」です。熊野神社市民の森からは、樽町杉山神社の参道から東方にひたすら歩き、東京電力の旭変電所の脇を過ぎたあたりで、駒岡中郷市民の森へ到達します。
2日目の記事はこちらです。
石門には、「旭村駒岡中」と彫られています。昭和2年に横浜市に併合されるまではこのあたりは神奈川県橘樹郡旭村でした。
駒岡中郷市民の森は、横浜市民の森の中では新しいところです。広さも1ヘクタールほどと、非常にこぢんまりとした森で、15分もあればすみからすみまで回れます。アカガシをはじめとした雑木林、桜の林、そしてヒノキの林から構成されます。
より大きな地図で 駒岡中郷市民の森 を表示
旭村の石門からまっすぐ進みますと、駒岡神明社に突き当たります。石段を上がりますと、神明社の境内から「神明社口」として森に入ることができます。奥の建物の左側に細い道があります。
「神明社口」からの道は、「アカガシの径」と名づけられています。右手の雑木林が、アカガシ、クヌギ、クスノキなどから構成されるそう。この森の中ではもっとも長い遊歩道ですが、すぐに「うぐいす広場」に到着します。
「うぐいす広場」は、テーブルが2個あるほどの小さな広場です。鶴見区の木のサルスベリが2本、左手に植えられていますが、花の季節でもない限り気付きませんね…。
真っ直ぐ進んで広場を出ますと、梅の木の下をくぐって進む道になります。「ヒノキ通り」。左手に、ヒノキの小さな林があります。このように「〜通り」というのが懐かしいなぁと思っていましたら、「矢指市民の森」がこんな感じでした。
「ヒノキ通り」の終点は、「南口」となります。
「うぐいす広場」を真っ直ぐ進まずに左側から下りると、それは「サクラ通り」になります。広場から見て左手は、桜の木の林になっています。もう少ししたら桜が見頃なのでしょう。
「サクラ通り」の終点は、「谷戸口」になります。どこが谷戸なのかな?と思いますが、ちょうどこの一帯が低く拡がった感じになっているので、昔は谷戸だったのでしょう(想像)。
だいたいこんな感じで駒岡中郷市民の森の行程は終了します。あっという間でしたが、シロハラがいたり、後ろ向きでしたが埋めの蜜を吸うメジロがいたりと…。新しいせいか、よく手入れされているせいか、森もキレイです。もっとアクセスがよければよいなぁ、とは思います。
次回はこの日の最終回、獅子ヶ谷市民の森です。駒岡中郷市民の森からはまたもや20分以上の行程になります。いい加減、足も疲れてきましたが、いざ強行!
コメント