【横浜市民の森めぐり】獅子ヶ谷市民の森はとにかく急勾配!

春分の日、横浜市民の森をめぐる旅も早くも4日目です(旅になってる)。今日は、4箇所目、最後の森である「獅子ヶ谷市民の森」です。駒岡中郷市民の森から歩くこと20分、鶴見区と港北区の境にあるやや広めの森です。

3日目の記事はこちら。

【横浜市民の森めぐり】駒岡中郷市民の森はアプローチの方がたいへん!

駒岡中郷市民の森からは、環状2号の方に進んでそのまま横切り、「二ッ池」のあたりから「下谷広場」に入ることができます。しかし私はそこをスルーして、本覚寺の方まで進んでしまったのでした。本覚寺の脇は「歴史と森の散歩道」であり、そこから左右のどちらかに進むことになります。私は、まずは左の方の森に入ってみることにしました。

獅子ヶ谷市民の森(歴史と森の散歩道)(Street of History and Woods, Shishigaya Community Woods) 小さめの写真Flickr Icon

獅子ヶ谷市民の森は、一言で言いますと急勾配のとにかく多い森だということです。下手に下りると、また上るのがとにかくたいへん。下りるのも、勾配がきつくてけっこう気を遣います。でもこの雰囲気は悪くないです。

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お寺の脇をしばらく歩きますと、「灰ヶ久保広場」の方に下りることのできる、「新池通り」の入口に到達します。ここから下りていきます。

獅子ヶ谷市民の森(新池通り入口)(Shin-ike Ave. Entrance, Shishigaya Community Woods) 小さめの写真Flickr Icon

すでに、けっこうきつい下り坂。犬に散歩をさせていた人とすれ違いましたが、こっちがこけそうでした。情けない。すでに足も疲れていたのかと…。

獅子ヶ谷市民の森(新池通り)(Shin-ike Ave., Shishigaya Community Woods) 小さめの写真Flickr Icon

下りきると、「新池広場」です。ちょっとした休憩に最適。脇には「新池」という小さな池があり、バードウォッチング用の壁も。近くの小学生が書いたと思われる、見れる鳥の案内板付きです。

獅子ヶ谷市民の森(新池広場)(Shin-ike Square, Shishigaya Community Woods) 小さめの写真Flickr Icon

壁板から池の方を覗いてみました。

獅子ヶ谷市民の森(新池)(Shin-ike Pond, Shishigaya Community Woods) 小さめの写真Flickr Icon

残念ながら鳥の気配はしませんでしたが、逆の方に鳥の気配。広場の真上に、たくさんの鳥があっちにこっちに飛び回っています。何だろうと思いましたら、オナガでした。こちらではお馴染みのオナガも、関西では見られないそうですね。

獅子ヶ谷市民の森のオナガ(Azure-winged Magpie at Shishigaya Community Woods) 小さめの写真Flickr Icon

「新池広場」を出まして、「灰ヶ久保広場」の方へ。子どもの歓声が聞こえるように、ちょっとした遊び場にもなるフラットな広場です。でも写真がないんです。

獅子ヶ谷市民の森(灰ヶ久保広場)(Haigakubo Square, Shishigaya Community Woods) 小さめの写真Flickr Icon

今回、そこには進まずに(写真がないのはそのせい)、「旭台通り」を進んで「旭台広場」の方に再び上っていきます。「旭台通り」もけっこうきつい道です。たまに、「どう通ったら?」みたいなところもあります。

獅子ヶ谷市民の森(旭台通り)(Asahidai Ave., Shishigaya Community Woods) 小さめの写真Flickr Icon

「旭台広場」。目の前が住宅地であり、近所の人がちょっとお昼を外で食べたりとか、使えそうです。

獅子ヶ谷市民の森(旭台広場)(Asahidai Square, Shishigaya Community Woods) 小さめの写真Flickr Icon

広場を出て、「歴史と森の散歩道」を先ほどの分岐まで戻ります。さて、ここで本領発揮。道に迷いました。あらぬ方角に進み、「車地蔵」や「上神明社」のあたりをさまよった後に、結局出発時点の場所へ。

で、もう一方の森に入れる道にようやく進むことができました。途中、小さな女の子の「お父さん!勉強しなさい!」の声にビクッ。はい、勉強します。

ちょっとわかりにくいんですが、こんなところを入るのです。奥に標識があるので気付きます。

獅子ヶ谷市民の森(鋸坂へのアプローチ)(Approach to Nokogirizaka Ave., Shishigaya Community Woods) 小さめの写真Flickr Icon

標識のあるあたりに展望台があります。そこからの眺望。真下が池なんです。

獅子ヶ谷市民の森(鋸坂上からの眺望)(Scene from Nokogirizaka Ave., Shishigaya Community Woods) 小さめの写真Flickr Icon

さて、ここで迷うのですよね。展望台の左手からでも右手からでも、下の「西谷広場」に下りることはできます。ま、どっちに下りても結局は上ることになるので、まずは左手の「鋸坂」を下ることにしました。

男性の怒鳴り声にびくっとしましたが、連れていた犬に対してだったんですね。今日は怒られてばっかりかと。

獅子ヶ谷市民の森(鋸坂)(Nokogirizaka Ave., Shishigaya Community Woods) 小さめの写真Flickr Icon

「鋸坂」は、その名のとおりジグザクな道です。下りきると、「西谷広場」に到着します。東屋と小さな池があります。池には鯉がいます。ここも、ちょっとした遊び場になりますね。

獅子ヶ谷市民の森(西谷広場)(Nishitani Square, Shishigaya Community Woods) 小さめの写真Flickr Icon

広場に入る前に、ちょっと気になったのは、山の斜面にある防空壕のようなもの(青葉区の「こどもの国」にあるような)。水でぬかって歩きにくい斜面を上って近くで見ましたら、湧き水でした。どうやら、ここからホタルの棲む水路ができているようです。道がぬかっていたのは、湧き水のせいなのでした。

獅子ヶ谷市民の森(西谷広場の湧き水)(Foundation at Nishitani Square, Shishigaya Community Woods) 小さめの写真Flickr Icon

さて、「西谷広場」から出るには、また上らなくてはなりません。「鋸坂」ではない方、「大六天通り」です。なぜに「大六天」?「第六天」じゃなくて?ま、いいか。急に下った分、急に上るのは当たり前ですが、かなりきつい坂です。

獅子ヶ谷市民の森(大六天通り)(Dairokuten Ave., Shishigaya Community Woods) 小さめの写真Flickr Icon

登り切れば、今度は「寺の上通り」です。脇にある光明寺の上あたりを下るので、こういう名前なのでしょう。木の根っこなどがむき出しで、下手するとこけますぜ、ここは。寺の方に落ちないようにしましょう。

獅子ヶ谷市民の森(寺の上通り)(Teranoue Ave., Shishigaya Community Woods) 小さめの写真Flickr Icon

下りきれば、またもや池が。「下谷広場」です。「二ッ池」から素直に来れば、まずはここから入るのが妥当でしょう。しかし、「寺の上通り」の急勾配を進むことになるので、それはそれできついでしょう。

池では、カエルを捕まえたという兄妹が。この季節なら、まさかヒキガエル?とか思いましたが、実際はもっと小さなカエルだったようです。

獅子ヶ谷市民の森(下谷広場)(Shimoya Square, Shishigaya Community Woods) 小さめの写真Flickr Icon

実は、この森にはまだまだ実到達の地点があったのですが、いい加減足も棒になってきました。できれば、「横溝屋敷」などにも足を延ばしたかったのですが、それはまたの機会にとっておくことにしましょう。夏に来れば楽しそうな森です。水場があるのは、何といっても生物にとってはよい環境でしょうから。ここは、また来ると思います。

ということで、4つの市民の森を駆け足で歩いて(?)きました。また来るかも?な森、これっきりかなという森、いろいろありますが、とにかく「疲れました」です。のべ何キロメートルくらい歩いたんでしょうか…。

次回は番外編として、ちょっと寄り道したところとか(寄り道までしたのかよ!)、紹介したいと思います。

コメント

  1. 小鉄 より:

    4つの森制覇!お疲れ様でしたー。駒岡中郷市民の森は未踏です。熊野神社と杉山神社の先に市民の森があったとは知りませんでした。バーチャル体験させてもらいました[E:happy01] 獅子ヶ谷と横溝屋敷の周辺は、歩き甲斐のあるところですね。また行きたくなってきました。

  2. なおさん より:

    こんばんは、小鉄さん。コメントありがとうございます。
    中郷市民の森は、綱島市民の森から熊野神社市民の森に向かう途中に、思いついて寄ってみたのですね。徒歩圏にこんなにたくさん市民の森があって、うらやましいです。
    そのうち、横溝屋敷に行きます。途中の梅林もキレイでした。

  3. 野の花 より:

    お久しぶりです。森めぐり続けておられたのですね。何だかなつかしい気持ちで読ませていただきました。私は昨年それまでの職場を退職し、もっと忙しい仕事に就きました。以来なかなか日記も書けなくなりました。人には環境によって変わってしまう人と、環境を変える人がいると聞きますが、私は環境に勝てない人間だったようです。いつかまた自然の中に身を置き、草木に心を注ぎたいと思います。

  4. なおさん より:

    野の花さん、お久しぶりです。
    職場を変わられたのですか、さらに忙しくなったということで、たいへんとお察しします(日記の更新がまばらになったのはそのせいでしたか)。
    人は環境で変わる生き物ですから、自らがこうありたいという場所に身を置けば、望むように姿を変えられるものと思います。