通勤電車はストレスがいっぱい(18)―実力行使する人々。

今日はゲームの話を書こうと思ったのですが、仕事帰りの電車の中でのことを書こうと急遽切り替えました!梅雨でじとじとしているし、車内は混雑するしで、皆さんイライラがつのっているのですね。言葉を発する前に、実力行使に出る人が増えてきているような気がします。

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私は座席に座っておりまして、iPhoneをいじくっておりました。隣の女性が降りたので、その前に立っていた男性が座るのかと思いきや、私の前に立っていた男性が座ろうとしたのです。

誰が座るのも勝手なので、女性の前にいた男性が座らないならまったく問題のない話です。実は話の核はそこではなくて、座ろうとした男性、すなわち私の前に立っていた男性は(ややこしいな)、座る前に私の靴に足をつけて、ぐいっと押しやってから座ったのですね。

これはつまり、自分の場所を広く確保するために、じゃまな隣の男の足をどけておこうというわけです。なぜそう思ったかというと、私は椎間板ヘルニアを患って以来、座席には深く座るのです。ですから、足はほとんど開けません。あからさまにジャマになるような座り方はしていないのです。

さらに、そうやって押しやって座ったあとも、その男性は私の足をじわじわ押しているではないですか!ちょっと気持ち悪い感じもしますが、一貫して無言、携帯電話でワンセグ放送らしきものをずっと見やっています。

一言言ってくれれば、詰めるのは吝かではないのです。そもそも、詰めるのを要求されるような座り方はしていないつもりですが…。(^_^;)

最近、この手合いというか、何か言う前に実力行使に出る人が多くなってきたと感じませんか?口で注意したり申し入れたりする前に、どついたり、蹴飛ばしたり、押しやったり。私も、雨の日の傘は迷惑なもので、濡れた傘の先がパンツ(ズボン)をつんつんやっていると、やんわりと注意したりしますが、勢いよく払ったり、ぐいっと押しのけたりするのを見たことがあります。

口をきくのが億劫になるのはITの普及と無関係ではないそうです。これについてはまた別の機会に書きたいのですが、せっかく産まれながら言語でコミュニケーションをする能力を持ってきているのが人間なのですから、まずは言語で物事を解決したいものです。

実力行使に出るのはコミュニケーションが決裂してからにしましょうね!とはいえ、そういう行為を肯定しているわけではありませんよ!

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