10月7日付の日経朝刊、地域総合面にまたもやふなっしー出現。ATOKでも変換されない(ひらがなでよし)このキャラが、なぜ人気なのか?先日いただいたコメントには「出汁に使われた」とありますが、まぁマーケティング的になぜ人気があるのか、リサーチすることは興味深いでしょう。
今回の日経の記事は、ふなっしーブランドを活用した地元ビジネスに切り込んでいます。そのタイトルも「躍進ふなっしー、船橋市の憂鬱」。もともと、船橋市の特産品である「梨」を売り出すためのキャラなので、そこに使うのがまずは当然。案の定、梨の箱にふなっしーをプリントしたものがあるそうですが、何とこれは船橋市以外でしか売れないそうで、当の船橋市では売れない(売ってはいけない)そうです。
それは、ふなっしーのプリントされていない梨が売れなくなるからだそうで、これも何ともおかしな話なのですが。
だったら船橋市の公認にすればいいのにという話になりますが、船橋市には「船えもん」がいますし、一定の手順を経て決められたものでないと公認はできないそうなんですね。まぁ確かにそうかも知れません、公認するとなると市でお金を出すという話にもなりますし、そうなれば税金ですから、市民の了解がないと厳しいですね。
何とも微妙なキャラがもてはやされているわけですが、ゆるキャラもユルいだけ、かわいいだけではどうしようもないのでしょう。たまたま人気の出たキャラにオンブしているうちに凋落してしまうと言ったどこかの自治体もありますし。
元船橋市民としては何とも微妙ですが、生ぬるい目で見守っていきたいものであります。
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