23日に訪問した、神奈川県自然環境保全センターの4日目、最終回。今日は、春の野の息吹を感じる花たち。とはいえ、たくさんは撮れなかったんだどね。トホホ。
ネコノメソウ。水浸しの中に咲く。名前の由来は推して知るべし。ここにはヤマネコノメソウというのも生えるらしいが、葉が対生なのでネコノメソウと思われる。
花弁はない。額の中に、4本の黄色い雄しべが見える。中央の黄緑色は、暗い林の中ではよく目立つ。
アオイスミレ。葉がアオイの葉のようだからアオイスミレ。まだスミレは早いかと思ったが、暗い林の中にひっそりと。
ユリワサビ。ちょっと自信がなかったが、去年の観察実績にあるようなので、多分あり。ユリとあるがアブラナ科で、ユリと同じように根茎で生える多年草。ワサビというのは、多分葉の形が似ているから(似ているかなぁ?)。
最後はつぼみを2種。カタクリ。そしてフデリンドウ。カタクリは、一週間も経てば満開。フデリンドウも、ひっそりと小さな花を咲かせるだろう。コレを目当てに訪れる人は多い。小さく可憐な花。
これでこの日のシリーズはおしまい。あまり気負わずに訪れたが、意外にたくさんの写真が撮れた。季節の進みが早いこの時期、一週間も経てば様相はガラッと変わるだろう。それが楽しみでもあり、ちょっと残念でもある。
4回見ていただけた方、ありがとうございました。
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