傘かぶる伊豆の「利島」、自分、この島好きッスから。

8月下旬、伊豆の気候は不安定だった。雷雨になったり、そうでなくてもどんより曇っていたり…。でも、そんなときこそ出会える風景もあるというもの。

それが、笠を被る利島である。利島は、伊豆大島の南、新島の北に位置する、小さな島だ。

ブログ主は、多々戸浜にたたずみ、遠くに見える利島の姿を写真に収めようとしていた。そのとき、脇をライフセーバーのお兄さんが通り過ぎ、

利島、傘被ってますよね。
自分、利島好きッス、いい島ですよね。

と言いながら通り過ぎていった。ブログ主的には、

あ、あれは利島だったのか…。
大島じゃないんだ…。

とまったく違った感慨であった。

これを機会に利島についてお勉強。写真ではけっこう大きく見えるが、面積は4平方km台、人口は数百人ということだ。島全体が利島村で、大字はなくすぐに番地となる。

名産品は、島に20万本以上あると言われるツバキから採れる椿油。それに海産物。特に大サザエは有名とか。

アクセスは船のみ。伊豆半島（下田、稲取）からなどの直行便はなく、大島か新島からのアクセスになる。

不便ならではの豊かな暮らしがあるんだろうなぁ、と勝手に想像してみる。子供が完全に手を離れたら、ノンビリこういうところに旅をしてみたいなぁ、と今から楽しみだ。