株主総会の季節

6月と言えば梅雨入りですが、これはとは別に株主総会の季節、ということもあります。どこかの会社の株主になっていれば、総会の招集通知が送られてきているはずです。まぁ、このへんは言わずもがな、でしょう。

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ところで、6月の株主総会が多いのは、3月決算の会社が多いからです。3月末で締めて、決算処理を会計部門で必死になって行い、数字がまとまるのがようやくこの時期ということです。これも言わずもがな、ですね。私にも、先だって上場した某生命保険会社の株主にひょんなことからなったので、招集通知が送られてきました。

まぁ、普通は、賛成の委任状を送って、それで終わりにすることが多いでしょう。それは、私のようなサラリーマン株主なら、総会に出席するのは非常に難しいのです。なぜなら、総会が基本的に平日に開催されるからです。開催する側が、日程を「仕事のある平日に」して、しかも会場を「便の悪い場所にする」ということを意識するのは、立場上よくわかります。

しかし、あるPodcastで、こんな話を聞きました。総会に出席すると、帰り際にお土産をもらえることがあるので、招集通知にはお土産のあり、なしを書いて欲しい、というもの。本当かいな、と思いました。総会をしゃんしゃんで締めてもらったお礼というわけでしょうが、以前は総会屋対策といったところだったのでしょうが今は一般株主対策ということで、こうなっているのでしょうか。

お土産がもらえるなら行ってみたい、と思うのは私だけではないでしょう。そんな不謹慎な、総会はそんなところではない、というのは正論ですが、せっかく株主になっているのならいくばしかの恩恵を定期的に受けてみたい、と思うのも人情でしょう。それ以前に、決議事項をきちんと吟味して委任しろよ、といわれそうですが。

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