かなり古い話になってしまうのだが(といっても年末だが)、プリンタサーバを購入した。
折しも、年賀状作成のまっただ中というときである。
マシンも増えたし、いっちょプリンタ共有環境を作ろうと思い立った次第である。
説明すれば、プリンタサーバとは、専用機器で言った場合には、
プリンタにつなげて複数のパソコンで使えるようにする機器のことである。
オフィスなどでは、専用のサーバマシンにプリンタを接続し、共有できるようにしていることがほとんどと思われる。
ただ最近はネットワークに対応したプリンタも安価になっているので、サーバマシンによるプリンタサーバの必要性は落ちているようである。
一般家庭では、従来のパラレルポートを備えたプリンタ、最近ではUSBポートを備えたプリンタが普通であろう。
このような場合、パソコンが複数ある場合には、
・使うパソコンによりケーブルを繋ぎ替える。
・サーバマシンを設置する。
といういずれかの手段を選ぶ必要がある。
前者はかったるいし、同時に使うという場合には困る。
後者は、サーバとなるマシンを常に動かしておかなければならず、一般家庭には不向きである。
そこで、後者のサーバマシンの替わりとなる小型の機器が考案され、その名もずばりプリンタサーバとして、各社から販売されている。
プリンタサーバは、プリンタ側のインタフェースによって種類があるので、まずこれを確認しておこう。
当家の場合は、PM-670という古いプリンタなので、パラレルポートのものを選択することになった。
すでに書いたとおり、USBプリンタ用には、USBタイプのプリンタサーバを選ぶ必要がある。
また、プリンタサーバは、プリンタとの接続のためのインタフェースのほかに、ネットワークに接続するためのインタフェースを持っている。
これには、有線タイプ、無線タイプとあるが、できれば無線タイプをお勧めしたい。
無線タイプのプリンタサーバは、当然家庭内LANが無線に対応している必要はあるが、電源以外の配線が不要になるので、プリンタの置き場所に困らない!というメリットがある。
もちろん、有線タイプより無線タイプの方が高いが、価格差を補ってあまりあるメリットがある(に違いない)。
あとは、電源のタイプ、使用できるプロトコル、設定の手段などでいろいろ変わってくるので、自分の使いやすいものを選んでいけばいいだろう。
以上を踏まえたら、販売店へGo!である。
機種決定に至った経緯については、その(2)へ続く。
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