自動改札

今はどこの駅も自動改札で、何も珍しくないのだが、最初から感じていた違和感を、今回ついに文章化してみる。

自動改札で、イヤなことは何だろうか?

・前の人がもたもたしている。
・前の人が、料金不足とかで引っかかる。

最初は、改札が人でなくなるのはイヤだとか言っていたが、そういう情緒的なものは、慣れとともに吹っ飛んだ。人の感覚など、いい加減なものだ。今は、上記の二点に集約されている。

しかし、カードを差し込む段になって、はじめてバッグやらポケットを探す人は、何をやっていてもこうなのだろうか?たとえば、精算が必要になって、生産期の順番待ちに並ぶが、お金を探すのは、やはり精算金額が出てからなのである。

料金不足の人は、ふたとおりいる。確信犯で強行突破をもくろんでいる人、あとはただのおおぼけである。この場合、その人たちが気になるのではなくて、それに続く人である。なにゆえあの人たちは、前に人が詰まったからと言って、いきなり脇の列に割り込めるのか?常々、あの無機質的な行動パターンに違和感を感じていたが、ついに文章化した。書くにはあまりにたわいないことと思っていたが、実際は根が深いのかもしれない。

実は、詰まってしまった人も、詰まった→何も気にせず、列を抜け、窓口やら精算機に向かう、そういう無機質的な行動パターンにも違和感を感じていた。すべてが黙々と起こされる行動に、自分もその中にいることを忘れて、違和感を感じるのである。

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