急な雨…。

蒸し暑い日曜の午後、子供にせがまれ近くの公園へスポーツに。あいにく、雨に降られてしまったのだが。

shinishikawa_park_001 そぼ降る?雨。実は土砂降り。

この日は、何だか変であった。公園に子供がいない。が、大の大人が二人で全力でキャッチボールをしている。ヲイヲイ危ないだろうと思いつつ、間を横切る。その間、キャッチボールは中断されると思うのが普通だが、そのバカどもはボールを上に投げて、人の頭の上でキャッチボールをする暴挙に出た。少しも待つことができないのか。

公園隅の東屋へ。そこに、謎の外国人(ラテン系)が2名。よく見るとラジカセに飲食類一式、コンロ。どうやら、バーベキューとしゃれ込んでいたらしいが(この公園ではバーベキュー禁止)、あまりのハイテンションに近づくのも怖い。他に人は(キャッチボールバカのほかには)いないから放っておこう。

このとき、草むらに引いてある長いビニールの敷物に気が付く。これは何か?この草むらは斜面になっているのだが、果たしてこの敷物の意味は?

この公園は、低いところと高いところで、二段に別れている。今までいたのは下の方だ。階段を使って、上に上がる。そこにも謎の集団が…。見たところ20歳くらいの男の集団なのだが、皆が皆自分の背丈よりちょっと低いくらいの木の棒を持ち、コンクリに打ち付けて音を鳴らしている。その棒は、よく見ると先が膨れている(野球のバットの柄の方みたいな)のだ。いったい何を?と思っているのだが、そいつらは棒を鳴らすだけでほかのことをしないのだ。そのうち、座り込んで話し始めてしまったので、何もわからないのである。

気を取り直して、バドミントンでも始める。よく見ると、空には赤とんぼが群れをなしている。だが、この赤とんぼが恐怖の知らせだったのだ。勢いよく空を切るシャトル。そのシャトルに、なんと赤とんぼが群れをなして襲いかかるのだ。どうやら、獲物と勘違いしているらしい。試しに、思い切り高く打ち上げてみると、落下するシャトルに集団でまとわりつき、落下すれば四散する。なかなか怖い感じだ。

試しに、ゴムボールでも似たような反応だ。空中を動くものなら、全部獲物に見えるらしい。実はこの間、我々は撮影されていた。ふと背後を見ると、一眼レフカメラを構えた若い女性が。ひたすらシャッターを切りまくっている。我々の背後の樹木を撮影しているようにも見えるし、例の変な集団を撮影しているようにも見える。訊ねるのもなんだな、と思っているうちにいなくなっている。いったい何者か?

と、そうしているうちに、雨がぱらつき出す。ひどくならないうちに帰ろうね、なんてことをいっていたら巨大なショウリュウバッタを見つける。これは撮影しなければ、と思っているうちに本降り。幸い、巨大な樹がたくさんあるので、雨はしのげる。少し、木陰で休んでいれば、そのうちやむだろうと思っていたら、雨はひどくなる一方。ムムム、これはいかんと家に迎えの電話を入れる。すると近所のおばさんが傘を持ってきてくれる。ありがとう、でも迎えが来ますので…。と丁重にお断りする。

例の集団は、上段にもある東屋で雨宿りしている。ほかにもいたのか、親子連れが雨をしのごうとするが、そいつらがしっかり人+荷物で場所をふさいでいるので、ほかに誰も入れない。ヲイヲイ、せめて少し詰めてやれよと思うが、ただ大笑いしているだけだ。どうも最近、スポーツをする奴らの性格が悪いような気がする。込んだ公園で平気で全力でサッカーを始める馬鹿者や、ゴルフクラブで素振りを始める馬鹿者である。というか、そいつらはスポーツをするのだろうか?棒の意味は不明。

迎えを待つ間、下段の東屋(ラテン系のいる)で雨宿りをする。いつの間にか、近所のお母さん+子供もいる。よく見ると、先ほどの敷物が東屋の方に移動している。しかも、上半身はだかの子供が数名…。さらに見ると、ラテン系も上半身裸だ。しかも、お母さんたちは堕称している。子供は、敷物を滑り台代わりにしている。雨で濡れているから滑りやすいのだろうか…?さらに、さらに、ラテン系も滑っている。しかも大雨。なかなかシュールな風景だ。

迎えが到着、無事帰還。そうだ、雨がやんだら投票に行こう。内容のない投稿であった。

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