カメラ壊れるその1―車編(1)

愛車のリアに付いているカメラに何も写らなくなった。カメラといっても、何かを撮影するとかいうのではなくて、後退時に後方を確認するための安全装備だ。

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最初に気付いたのは夜中なのだが、暗いから何も見えないのだろうとマヌケなことを思っていた。暗いからこそ見えないと困るのであり、リアにもらいとがあるのだから何も見えないわけがないのだ。

昼に使用しても、何も見えない。とすると、結構困る。いかに、こういう装備に慣らされていたのかがわかる。もともとこういう装備なしに二十年も車を転がしてきたのだから、感覚が後退したわけだ。だが、ないならないで、しばらくすると慣れてしまう。こんなもんだろう、こういう装備の意義とは。

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何も写らないので、直接後方を確認するしかないのだが。

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