梅雨空のアブラゼミ

今日は夕方から近所の小学校の夕涼み会に外出…。こんな天候では夕涼みどころじゃないだろ、という大人げない突っ込みは飲み込んで、その往路にあるあじさいの植え込みで、でこんな写真を撮りました。

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側に抜け殻があるので、羽化したアブラゼミでしょうね。しかし、時間は夕方なので、こんな時間に羽化して硬化した成虫がいるわけないし、多分、前の晩に脱皮して、ずっとここにいたのでしょう。気温があまりに低いので、出るに出られず、といったところでしょう。

いつまでたってもこの低温の状況が続いているのは、天気のせいだといってしまえばそれだけなんですけど、結局、大陸の天候の急変、これが一番大きな要因だと思うのですよね。梅雨前線がいつまでも消えない、しかもこれ目がけて湿気を含んだ空気が押し寄せるなどして、豪雨などの被害を呼んでいる。頼みの台風は、全部大陸の方に行ってしまう。どういうことなんでしょうと思ってしまいます。

このセミは、腹弁があるので雄なのですが、触ろうがどうしようが音ひとつあげません。普通なら大騒ぎするはずの雄ゼミ、それがないというのがなんとも不気味で、できれば7月中にはこういう状況から脱出したいというのも、単なる願望なのでしょうか…。

コメント

  1. bear より:

    えええ???暑くなるまで仮死状態を保つのですか???

  2. なおさん より:

    んなわけないでしょう(笑)。
    暑くなれば鳴くでしょうし、暑くならなければ、そのままひっそりと…。
    ちなみに、終齢幼虫が羽化できない場合、そのまま死んでしまうそうです。
    何とかして出てきて欲しいですね。

  3. bear より:

    仮死状態?冬眠状態?というか言葉が間違っているかもしれないけど、温度と湿度とその他条件で保てる気がするんだけど・・・。正しくはなんて言ったらよいのか知らないんだけど・・・。フランケンの話しかなぁ???いやいや確か科学系の話しだった気がする・・。