Shuriken Pro 4/R2アップデート!(07/01/30・6.6.2.0版)

愛用のメールソフトであるShuriken Pro 4/R2がアップデートしたようだ。しかも1月30日に。今日は2月8日だ。このタイムラグは何かといえば、ものすごく久しぶりにノートPCを再起動、Shuriken Pro 4/R2も再起動、となったことに他ならない。下手すれば、2週間くらいは再起動なしで使うのだ、うちのノートPCは。

Shuriken Pro 4/R2パッケージ

今回のバージョンは、6.6.2.0となっている。何が変わったかといえば、「回避」すなわち「問題の解決」というのがメインと思われる。新しく出たWindowsであるVistaにおける不具合も「回避」されているようだが、Vistaには当分用のない私には、とりあえず無縁である。問題の回避はともかく、何か仕様的に変わっている部分はないかとチェックしてみた。ジャストシステムのサイトで確認したら、こんな感じだ。

・ファイルを開く、ファイルを保存するダイアログの初期選択フォルダを「(マイ)ドキュメント」に変更しました。 
今までのデフォルトはどこだったのか?と思い出せないほどの変更だが、多分、プログラムのインストールされているフォルダとか、不便な場所だったのだろう。

・ 外部にリンクされたインライン画像を含むHTMLメールを表示するとき、従来のセキュリティに関する警告メッセージボックスを表示する代わりに、画像の読み込みをブロックしたことを示すメッセージと、ブロックを解除するためのボタンをビューア上部に表示するように変更しました。 
うむ!これはいい変更である。邪魔なスパムを消そうとして右クリック→全選択あるいは全既読、としようとしても、画像を含めばいちいちダイアログボックスが現れる。その都度「いいえ」として再び操作をやり直さねばならない。だからといって、警告をオフにすることはできない。かなりいい変更だ。

・ POP3サーバーでの認証確認方式として、CRAM-MD5に対応しました。 
最近のPOP3サーバは高度化して、プレーンテキスト認証、SSL保護下の認証、APOP認証に加えて、ダイジェスト認証もサポートしていることが多いから、対応したものと思われる。とりあえず、私には用がないようだ。

・ 無効領域が一定量を超えたフォルダを選択した時に「フォルダ内に多くの使われていない領域があります。これらの領域を切り詰めて、整理・最適化してもよろしいですか?」という確認メッセージを表示しないように変更しました。 
このメッセージが出てれば、条件反射的に「はい」とするのだが、それが都合の悪い場合もあるらしい。それは、ファイルが破損しているために誤って無効領域がたくさんあると認識してしまう場合のようだ。こういうときに最適化を実行すれば、間違いなく完膚無きまでに破壊される。なので、最適化の実行を選択させるのではなく、最適化した方がいいですよ、機能はこうやって呼び出せますよ、というガイダンスに変更したということだ。面倒ではあるが、データのクラッシュに比べれば、転ばぬ先の杖、である。

というわけで、微に入りアップデートを続けてくれるのは、市販ソフトウェアの強みだ。これからも、親指を立てたくなるようなアップデートを期待している、ジャストさん。

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