通勤電車はストレスがいっぱい(3)―遅延ダブル

仕事も区切りがつき、さてそろそろ帰ろうかと思った夜9時半頃。同僚が教えてくれる―「(東急)田園都市線が人身事故で動いてないそうですよ。」…またかよ!しかもこのタイミングで!、と詳細を知りたく東急電鉄のWebサイトをチェックするが、なかなか開かない。これは何かが起きているな?と思いつつ、Windows Live MessengerのAlarts機能で調べると(私の通勤経路に関係する、東急田園都市線、東京メトロ半蔵門線、東武伊勢崎線の情報通知が登録されているのだ)、どうやら人身事故と線路故障?のダブルパンチらしい。夕方と8時頃に重なって、ひどいことになったわけだ。事故に遭われた方はお気の毒だが、やれやれといった感想は否めない。

Train_01

さて動いてなければどうやって帰るか?振り替え輸送と気軽に言うが、案外と、都合のよい選択肢はないのだ。ものすごく遠回りか、駅からはタクシーになるか、そんな感じなので、いつものルートで帰ろうと思い、しばらく様子を見ることにする。

10時を過ぎた頃、運転再開といった情報を入手したが、いきなり駆けつけてもまともに走ってないだろうし、人もすごいだろう(渋谷では、戦後の引き揚げ列車を待つ乗客群と例えたほどの混雑だったそうだ。ハチ公前広場まで乗客があふれたとか?)。というわけで10時半頃まで待ち、それで多少の混雑は我慢して、来た列車に乗ろうと思ったわけだ。

Train_02 線路トラブルって何だ?

結局、1時間ほど電車に乗っていて、ようやく自宅駅に到着したわけだが、思いのほか混雑は軽く、助かったという感じだ。これで、田園都市線お得意の、「急病人救護」、「ドア点検」、「非常停止ボタンが押される」のいずれかが起きたら、もう終わりだったろう。もう呪いの言葉を吐きつつ、うずくまるしかない。

途中駅で、乗り切れない乗客に、「次の電車をご利用下さい!」とアナウンスがあったのだが、「次の電車に乗って帰れる保障があるのかよ!」とついつい毒づいてしまう。一本の違いが生死を分けるのだ。こうなると、ドアの側に立つのも怖い(走行中に開かないとは限らないからね)。続くときは続くのだ。

最近の田園都市線の朝の運行ははっきり言ってひどいので、何か言いたいのだが、うまくまとめられない。遅延を、「混雑」という名目で客のせいにしながら、(遅延に対して)「お詫びいたします。」という心にもないアナウンスを聞いていると、なんだかな~と思う。これについては機会があれば…。

追記:翌日のニュースで見たら、本当にひどいことになっていたようだ。もろ、その時間帯に出くわした人たちはお気の毒だ。こちらは、収拾に向かっていた段階だったので、むしろラッキーだったと言うしかあるまい。

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