先月20日に受けてきた初級シスアドミニストレータ試験であるが、同僚から「合格者が発表されているよ!」と16日に言われた。そういえば、5月中旬頃に発表されると言うことになっていたなぁ、と思い出した。てっきり、合格通知のようなものが来るだけかと思っていたら、Webで公開されるのであった。内心びくびくの私は、16日の晩はすっかり忘れていて、実は17日もすっかり忘れていて、風呂に入っている間に思い出してIPAのサイトを見てみたのであった。さてその結果は…。
「合格者受験番号一覧」というのは、大学とかの合格発表と同じ感じで、受験番号の一覧がずらっと出るので、そこで自分の受験票の番号をひたすら探すのだ。まずはこれで見てみた。最初に大分類が出るので、それを選ぶと、枝番のリストが出る(受験番号は、ADxxx-yyyyというようになっている)。で、手元の受験票の番号を暗記して、番号のリストを見てみると…。
あった!あった!やった~!
こんな感じは、大学受験以来だ。合格発表の日に2時間もかけて自宅から大学に行き、受験番号を見つけてピースサインをしているところを写真に撮られ、後日何かに使われてしまったそのとき以来の感動である。わかってしまえばあっけないが、受かればうれしいものだ。ロートルのITスキルもまだ捨てたもんじゃないということが証明されたわけだ。
すると、気になるのはどれくらいの点数で合格したかということだ。これもわかるようになっていて、受験票にあるパスワードを使って、アクセスすれば合否とともにスコアが表示される。ただしスコアは点数ではないようで、ある範囲で決められる数値のようだ。合格ラインもあり、幸い合格ラインを100以上上回っていたようで、思いの外スコアがよかったのには安心した。もしかしたらこの手のことをあまり書くのは禁止されているかも知れないので、具体的な数値は書かないが、うまくいっていたと思っていた午前はそこそこで、メタメタと思っていた午後の方がよかったのは意外である。
さらに気になるのは、自分が受験者のどこあたりに位置するのかということだ。これもわかるようになっていて、スコアごとの分布状況が確認できるようになっている(オープン)。ほとんど満点というのは少数派で、多数分布は合格ラインの前後である。最も、こうなるように調整しているから、「スコア」なのである。スコア≠点数というのは、こういうことなのである。だから、スコアがちょっとよかったからといって慢心してはいけない。それはいわば、偏差値のようなものだ。
ちなみに、自分の真の成績を知りたければ、回答をもとにチェックするしかない。だがこれは面倒なのでやっていない。ま、受かればいいじゃね~かよ、ということで。自分のところの書籍も評価できたので、結果は成功だ。というわけで、今秋試験に向けての校正作業をやっている。次の秋試験が、現行の試験制度の最終だ。現行の試験制度で受けるなら、次回が最後というわけだ。
というわけで、次は基本情報技術者にチャレンジだ。乞うご期待、かな?
コメント
私には何のことかわかりませんが、とても難しい試験に合格されたのですね。本当におめでとうございます。しかも好成績で良かったですね。次のチャレンジにも拍車がかかりますね。この調子でがんばってくださいね!
野の花さん、
ありがとうございます!
でも残念ながら難しい試験じゃないんですよこれは、「情報処理技術者試験」の中では最も入り口に近いところにある試験です。
上位の試験だと、本当に難しいので、そっちに受かれば自慢できます。
また秋にも受けてみようかと思います、励ましありがとうございます。