プランターに植えられている鷹の爪は、アブラムシの餌食になりつつあった。そこで急遽動員されたのが、テントウムシの幼虫君である。そのへんの道ばたの草にいくらでもいるので、ちょっと声を掛けて来てもらっていたのだが、アブラムシを駆逐しまるまる太った彼はいつの間にか成虫になる準備をしていたのであった。
ここから先は蛹化したての珍しい写真になるので、苦手な人はこの花の写真でストップして欲しい。
最初は、幼虫の皮を脱ぎ捨て、このように立って(?)いる。
よく見る姿勢になり、また立ち上がったり、もぞもぞをしばらく繰り返す。
正面から見るとこんな感じ。大きめの蛾の卵のようだが、ひとつ上の写真のようなポーズに収まると、やはりテントウムシの蛹である。
どのようなタイプのテントウムシか、楽しみである。もう少ししたら羽化してまたもアブラムシの駆除に協力してくれるだろうか?ちなみに、餌のある限りはそのへんをうろうろして協力してくれるが、餌がなくなればどこかに飛んで行ってしまう。
コメント
とても珍しい写真をよく撮影されましたね。この間、畑に行ったら、テントウムシがあんまりたくさんいるので驚きました。まだ何も植えていない土の上にざっと見ただけでも常に10匹は視界に入っているのです。こんなふうにして生まれて来るのですね。この続き・・・楽しみにしていても良いのでしょうか?(笑)
野の花さん、
虫が蛹になる瞬間を見たのは、小学生の頃のカブトムシ以来です(笑)。
今朝、窓にテントウムシがいたので、「もう孵った?」と思ったら、まったくの別人(虫)でした。
当の本人は、まだまだ休養中です。
羽化の瞬間には立ち会えるでしょうか…。