市民の森巡り―釜利谷市民の森(1)

横浜市の市民の森を紹介するシリーズも久しぶりだ。今回は、ちょっと足を延ばして、横浜市金沢区にある「釜利谷市民の森」などに行ってきた。「など」と書いたのは、このあたりは「市民の森」の集合のような場所で、「釜利谷市民の森」「氷取沢市民の森」「峯市民の森」「瀬上市民の森」が隣り合っているのだ。しかも、「金沢自然公園」「金沢自然動物園」「金沢自然観察の森」までくっついている。これはもはや一日では回れるわけがない。

というわけで、この日は、「釜利谷市民の森」と「氷取沢市民の森」を回ってみることにしたのであった。これだけでも、6時間は費やした。もちろん、最初なので、道に迷ったというのもあるのだが…。

最初は、「釜利谷市民の森」だ。散策マップは、こちら。

http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/green/shiminnomori/kamariya.pdf

Kamariya_forest_01

撮影:キヤノンEOS 40D+キヤノンEF17-85 F4 IS+タムロンA20E

のっけから、警告じみた案内板だが、市民の森というのは、こういうものなのだ。地主さんの好意で供用されている、そこのところを理解していないと、とんだ勘違い行為が出てくる。公園なんだから、と羽目を外す輩とか。

このあたりに来るには、私のところからだと、第三京浜、横浜新道、横浜横須賀道路を経て、釜利谷料金所で出る。そして、料金所直通の金沢自然公園の駐車場にそのまま入れて、周囲を探索することになる。

本筋とは関係ないが、この日、私が出ようとした料金所ゲート(ETCと一般の併用)で、軽トラが停まっていて、どうやら出口を間違えたらしいのだが、現金支払いにもたつき長時間ゲートを塞ぎ、しかも出口を間違えたとかで無理に本線向きに通路を作ってもらい、えらそうに出て行ったのを目撃した。おそらくは、地主さんと思われる。ここの出口は、わざわざ選ばないと、絶対にそこには向かわないほどの端っこにある。そこにわざわざ入ったということは、何かあるということだ。

閑話休題。市民の森についてはいろいろあるのだろうが、野山が好きな私にとっては、こういう場所は貴重で、できれば永続して欲しいとまで思っているのだ。

ということで、話を「釜利谷市民の森」に戻す。この森は、金沢自然公園の高速側駐車場から、歩いて行ける。なので、駐車場を拠点にして、あちこち回ることができるわけだ。マップは、これを参照して欲しい。

http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/green/enkaizan_map/enkaizan.pdf

このように、広大な地域が散策可能なわけで、ワクワクする。下の方にあるのが釜利谷市民の森で、金沢区に位置する。ここに向かうには、高速側駐車場から出て動物園方面には向かわずに、コアラバス停の方に歩き、脇道を入っていく。

Kamariya_forest_02

この案内どおりに行くと、釜利谷市民の森を通り抜けてそのまま京急金沢文庫駅に行ってしまうので、あてにしてはいけない。ただし、このコースをハイキングする、そんなご老体は多いようだ。

だがまぁ、今日は疲れた。勢いに乗って歩いていたら、昼食も採っていない。へとへとになっている自分がいるので、続きは後日…。

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