http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/green/shiminnomori/hitorizawa.pdf
このシリーズの記事:
市民の森巡り―氷取沢市民の森(1)
市民の森巡り―氷取沢市民の森(2)
今回も、虫がかなり出てくるので、苦手な人は勘弁。
撮影:キヤノンEOS 40D+タムロンA20E
水場が近くなると、トンボが姿を現す。これはおそらく、「ヤマサナエ」と思うが、自信がない。黄色い模様がほとんど見えず、真っ黒にも見える。だが形状からはサナエトンボの仲間と思うのだが…。
「クロウリハムシ」。ハムシの仲間だが、エゴノキなどの葉を食べるそうだ。このあたり、エゴノキ科のハクウンボクとかあるので、棲みついているのだろう。
このあたりは、「大岡川」の源流である。大岡川は、氷取沢に発して上大岡を通り、桜木町で海に達する横浜市の川である。桜の名所でもある。
名称不明の花。湿ったところに生えるくらいの材料がない。
「おおやと広場」。かなり開けているので、東屋でお弁当を広げるもよし、水辺でお茶を飲むのもよし。
広場を過ぎると、湿地独特の雰囲気になる。通路は板が張られ、歩きやすくなっている。土の湿った匂いが心地よい。
「テングチョウ」を発見。この角度ではよくわからないが、天狗のような口(正確にはあご)が特徴。春と秋の二回、現れる。
湿地をどんどん進む。あたりはちょろちょろという水の音。
やっぱりここにもオカタツナミソウ。
水の流れは、あちこちに分かれている。木の橋が架かる。
このあたりから、「大木の沢通り」に入る。勾配が急になり、針葉樹が目立つようになる。
ちょっと振り返ってみる。中央の丸い看板は、近くのガールスカウトが立てたものか(We love girl scout?と書かれている)。右へ行けば、鎌倉に至る。もちろん、何キロもある。
「いっしんどう広場」に至る道。なだらかな、針葉樹に囲まれた道となる。
「いっしんどう広場」からは、晴れていれば丹沢の山や富士山を臨むことができる。「富士山横浜百景」(だったか?)のひとつだそうだ。残念ながら、視界はほとんど臨めなかった。また、ここでは酒盛りをしているグループがいくつかあって、広場の写真は断念した。
さて、次回は「円海山」の方に進み、鉄塔を眺める。そして、別ルートで「おおやと広場」に戻ってくる予定だ。
コメント
市民の森もこんなに丁寧に、細やかに自然観察されながら散策されて、きっと喜んでいることでしょう。ちょっと気になったのが「どうにわ」「おおやと」「いっしんどう」と平仮名で書かれた地名です。これは単なる地名でしょうか?何かいわくありげですね。
野の花さん、
ひらがなで書かれているのは、子供でもわかりやすいようにでは?とか思っています。こういうところは、けっこう多いです。
「おおやと」は「大谷戸」なのですが、「どうにわ」「いっしんどう」がわからないのです。
そのうち、何かの拍子にわかると思います。多分。