市民の森巡り―氷取沢市民の森(3)

「氷取沢市民の森」を紹介するシリーズの3回目である。前回は、「観音堂通り」から「どうにわ通り」までを歩いたので、今回は「大谷戸通り」から「大木の沢通り」を歩いてみたい。散策マップは、こちら。

http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/green/shiminnomori/hitorizawa.pdf

このシリーズの記事:
市民の森巡り―氷取沢市民の森(1)
市民の森巡り―氷取沢市民の森(2)

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今回も、虫がかなり出てくるので、苦手な人は勘弁。

撮影:キヤノンEOS 40D+タムロンA20E

水場が近くなると、トンボが姿を現す。これはおそらく、「ヤマサナエ」と思うが、自信がない。黄色い模様がほとんど見えず、真っ黒にも見える。だが形状からはサナエトンボの仲間と思うのだが…。

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「クロウリハムシ」。ハムシの仲間だが、エゴノキなどの葉を食べるそうだ。このあたり、エゴノキ科のハクウンボクとかあるので、棲みついているのだろう。

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このあたりは、「大岡川」の源流である。大岡川は、氷取沢に発して上大岡を通り、桜木町で海に達する横浜市の川である。桜の名所でもある。

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名称不明の花。湿ったところに生えるくらいの材料がない。

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「おおやと広場」。かなり開けているので、東屋でお弁当を広げるもよし、水辺でお茶を飲むのもよし。

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広場を過ぎると、湿地独特の雰囲気になる。通路は板が張られ、歩きやすくなっている。土の湿った匂いが心地よい。

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「テングチョウ」を発見。この角度ではよくわからないが、天狗のような口(正確にはあご)が特徴。春と秋の二回、現れる。

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湿地をどんどん進む。あたりはちょろちょろという水の音。

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やっぱりここにもオカタツナミソウ。

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水の流れは、あちこちに分かれている。木の橋が架かる。

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このあたりから、「大木の沢通り」に入る。勾配が急になり、針葉樹が目立つようになる。

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ちょっと振り返ってみる。中央の丸い看板は、近くのガールスカウトが立てたものか(We love girl scout?と書かれている)。右へ行けば、鎌倉に至る。もちろん、何キロもある。

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「いっしんどう広場」に至る道。なだらかな、針葉樹に囲まれた道となる。

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「いっしんどう広場」からは、晴れていれば丹沢の山や富士山を臨むことができる。「富士山横浜百景」(だったか?)のひとつだそうだ。残念ながら、視界はほとんど臨めなかった。また、ここでは酒盛りをしているグループがいくつかあって、広場の写真は断念した。

さて、次回は「円海山」の方に進み、鉄塔を眺める。そして、別ルートで「おおやと広場」に戻ってくる予定だ。

コメント

  1. 野の花 より:

    市民の森もこんなに丁寧に、細やかに自然観察されながら散策されて、きっと喜んでいることでしょう。ちょっと気になったのが「どうにわ」「おおやと」「いっしんどう」と平仮名で書かれた地名です。これは単なる地名でしょうか?何かいわくありげですね。

  2. なおさん より:

    野の花さん、
    ひらがなで書かれているのは、子供でもわかりやすいようにでは?とか思っています。こういうところは、けっこう多いです。
    「おおやと」は「大谷戸」なのですが、「どうにわ」「いっしんどう」がわからないのです。
    そのうち、何かの拍子にわかると思います。多分。