去る7月26日、天気も上々だったので、「横浜自然観察の森」に出向くことにした。ここには、以前も訪れたがほとんど回れていなかったことと、息子が秋に体験教育で出向くとかで、その下見ということもあった。いつもどおり、カメラをセットアップし、お昼ご飯用におにぎりを買いこんだ(この季節は傷みやすいので、保冷剤替わりの冷凍飲料を同時に買いこむ。水分補給にもあとで使えて一石二鳥だ)。
いつもどおり、高速側の駐車場に車を放り込み、「金沢動物園」とでっかく表示されたゲートから中に入る。奇しくも、好天にもかかわらず、人影がまったくない。珍しいショットである。
撮影:キヤノンEOS 40D+タムロンA20E(28-300mm)、キヤノンEOS Kiss X2+キヤノンEF-S 60mm MACRO
ゲートを入ると「野の花館」があるのだが、その脇に光るカメムシを発見。「アカスジキンカメムシ」という、きれいなカメムシ。このような色彩がハデなカメムシは、総じて臭くないのが不思議だ。
「しだの谷」に進む。この谷を通って、「金沢市民の森」に至るのだ。
「ヤブミョウガ」の花が至るところに咲いている。この花は、一日で終わってしまうそうだ。
「しだの谷」の出口あたりに、きらきら光る蝶が舞っている。どういうわけか、我々にまとわりつき、近くに留まって撮影用にポーズを付けてくれる。光る蝶の正体は、「カラスアゲハ」であった。光の加減で色が変わる、美しいアゲハチョウである。
高速道路沿いの道を、いつもどおり進む。
「オオダイコンソウ」の向こうに「オオカマキリ」の幼虫。花に来る小昆虫を獰猛に狙っているのだ。小さくても立派にハンターのなりをしている。
分岐に至ったら、「鎌倉天園」方面でなく「横浜自然観察の森」に曲がる。以前は、「鎌倉天園」方面に向かったのだ。今回は、逆から行ってみようというわけだ。
「ソクズ」?と思われる花。もしかしたら違うかも…。
向こうの障壁を越えれば、「金沢市民の森」である。
コメント
ヤブミョウガ・・・ミョウガと言うからには食べられるのでしょうか?すぐに食べる事につなげる哀しい性(さが)を持っています(笑)。カマキリの子供もやはりハンターのなりをしていたのですね。生まれながらの性ですね。
野の花さん、
ヤブミョウガは、あのミョウガの仲間ではありません。ツユクサ科なので、ムラサキツユクサとかそんなものです(葉の形が同じです)。秋になると、黒い実をつけます。
ちなみに食べられるミョウガは、ショウガ科で、そう言われると納得ですね。
はい、納得です(笑)。なおさんのお返事次第ではヤブミョウガハンターになろうとしていた私でした。
野の花さん、
下手な場所で採ると捕まりますから注意して下さいね。