春の生田緑地(2)―枡形山~飯室山

昨日に引き続き、川崎市の生田緑地の紹介です。今回は、いきなり枡形山に登り、そこから長者穴古墳群方面まで行ってみます(この記事では、途中の飯室山まで書きます)。生田緑地には何回も訪れていますが、長者穴古墳群に行くのは初めてです。

これまでの記事:春の生田緑地(1)―桜

枡形山への登山道入口の石壁に山の名前が彫ってありました。

生田緑地(Ikuta ryokuchi, Japan)

生田緑地をここで紹介しています。

撮影:キヤノンEOS 40DキヤノンEF 100mm F2.8L MACRO IS USM、パナソニックDMC-TZ10

枡形山は、山とは言え標高海抜84メートルのこぢんまりとした小山です。まずは、普通に歩けば10分ほどの登山を楽しみましょう。基本的に緩い勾配ですが、ややきついところもあります。

生田緑地(Ikuta ryokuchi, Japan)

登山道入口からしばらく歩くとウグイスカグラが咲いていました。

生田緑地のウグイスカグラ(Ikuta ryokuchi, Japan)

キュウリグサにキランソウ。この季節、おなじみの野草です。これら、石壁の土の間から生えています。

生田緑地のキュウリグサ(Ikuta ryokuchi, Japan)

生田緑地のキランソウ(Ikuta ryokuchi, Japan)

ヤマツツジなどを見ながら進みます。頂上近くなると、ハコネウツギなどがあるのですが、花はまだでした。

枡形門と書かれている、頂上広場の入口です。何となく物々しい雰囲気です。

生田緑地(Ikuta ryokuchi, Japan)

広場の全景。中央の木はソメイヨシノです。ちょっと前までは、さぞ見事だったでしょう。左側はケヤキです。

生田緑地(Ikuta ryokuchi, Japan)

標高を示す標識。84メートルです。ちなみに川崎市の最高峰は諏訪ヶ岳と言い、標高は144メートルです。

生田緑地(Ikuta ryokuchi, Japan)

枡形山展望台。舞台のような作りで、頂上に上がると周囲を一望できます。さっそく、上がってみましょう。

生田緑地(Ikuta ryokuchi, Japan)

東西南北、すべて見えます。写真にはありませんが、方角を示す動物たちが8箇所にいて、それから方角がわかります。順番に、南西、南東、北東、北西方面。

生田緑地(Ikuta ryokuchi, Japan)

生田緑地(Ikuta ryokuchi, Japan)

生田緑地(Ikuta ryokuchi, Japan)

生田緑地(Ikuta ryokuchi, Japan)

富士山が専修大学方面に見えました。もやっていたため、ぼんやりとしか見えません。

生田緑地の富士山(Mt. Fuji at Ikuta ryokuchi, Japan)

展望台を下り、頂上広場も出て、長者穴古墳群に向かいます。途中に、飯室山広場があります。

生田緑地(Ikuta ryokuchi, Japan)

二種のヤマブキが、とてもキレイで見頃でした。

生田緑地のヤマブキ(Japanese rose at Ikuta ryokuchi, Japan)

生田緑地のヤマブキ(Japanese rose at Ikuta ryokuchi, Japan)

クマでの葉の赤ちゃん。葉っぱの赤ちゃんをたくさん見れるのも、この季節ならではです。

生田緑地のヤツデ(Young fatsia at Ikuta ryokuchi, Japan)

飯室山広場に着きました。こちらは標高80メートルとあります。枡形山よりは下ったことになります(実際下ってました)。右手に進むと病院とありますが、この方向は病院解体工事のため進めなくなっています。

生田緑地(Ikuta ryokuchi, Japan)

飯室山広場のようす。まぁ、何もありませんが、奥に小さな展望台があります。枡形山広場と異なり、人気がありません。

生田緑地(Ikuta ryokuchi, Japan)

展望台と言いましても、少し上がるだけです。

生田緑地(Ikuta ryokuchi, Japan)

見晴らしは、結構よいです。新宿方面が見えます。

生田緑地(Ikuta ryokuchi, Japan)

この木の階段を下っていくと、長者穴古墳群に向かいますが、長者穴古墳群は行き止まりなので、辿り着いたら戻ってこなくてはなりません。でも、けっこう急な勾配です。

生田緑地(Ikuta ryokuchi, Japan)

さて、長者穴古墳群とは、どのような場所なのでしょうか?これは次回。

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