すでに一般的なテクニックなのかも知れませんが、新丸子の写真家の方のところにおじゃました際に、一眼カメラで超マクロ撮影を行う方法を聞きました。
普通、一眼カメラでマクロ撮影を行う際には、近接撮影の可能なマクロレンズを使用します。ですが、マクロレンズはあまり一般的ではなく、通常は広角ズームや標準ズームなどを装着していることでしょう。
しかし、これらのレンズでは、小さなものに近寄って撮る、ということはできません。だいたい最大撮影距離は数10cmくらいあり、対象が小さいならなおさらのこと、近寄って撮ることは難しくなります。
では、どうするのでしょう?
実は私も、虫眼鏡(ルーペ)を使って撮るというような方法は聞いていましたが、そういうものを使わずに、手持ちのレンズでできるのがポイントだとか。それは、
レンズを逆に装着して撮る。
ということだそうです。う~ん、目からうろこ、文字どおり逆転の発想。ただし、逆につける場合には、当然ながら固定できませんから、うまく位置を合わせて動かないように注意しながら撮影する必要があります。
また、電気的にも接続されていませんから、AFも効きません。MF(マニュアルフォーカス)する必要があります。
しかも、ピントの合う範囲がシビアです。キヤノンレンズでは、開放での撮影しかできないような感じです。
ところで、こういった用途のためのアタッチメント(リバースアダプタ)が販売されているそうです。レンズにフィルターを装着する要領です。ケンコーなどから各社マウント用に販売されています。もちろん、MFのみになります。それほど高くないものですから、お遊び感覚で試してみるとおもしろいかも知れませんね。
参考記事:http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1006/29/news016.html
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