【つぶやき】秋葉原は食欲の街になった!

先日、仕事上の用事で久しぶりに秋葉原に行ってきました。以前に行ったのは8月の暑い盛りでしたから、4ヶ月ぶりです。4ヶ月で何がどう変わるということもないでしょうが、20数年前と比較したらどうでしょうか?

これは今のJR秋葉原駅。「秋葉原デパート」はとっくに「atre」に変わっています。「秋葉原デパート」のあのひなびた感じが好きだったのですが。1階の食品売り場で生フルーツジュースを飲んでいくのがパターンでした。

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私は、学生時代に秋葉原でアルバイトをしていましたが、仮に20数年前としておきます(笑)。大昔ではありませんが、最近の話でもありません。今の秋葉原とはまったく異なった風景が当時はありました。当時は、名実ともに「電気街」に恥じないものでしたが、案外とそんなところ以外に違うようなところがあるものです。

食事ができない。

私の記憶では、満足に食事ができるような場所は多くはなかったように思います。せいぜい喫茶店か、そんなレベル。大きいところで「肉の万世」。「ほっかほか亭」とかのお弁当屋。JR秋葉原駅前のラーメン屋「みすず」とか。

漫画「孤独のグルメ」では、主人公が「食欲の欠乏した街」という表現をしていましたが、まさにそのとおりだったのでしょう。

今はまさに、「食欲の街」と化しました。中央通り沿いに限らず、これでもかというほどの食べ物屋さんが。何しろ、UDXとヨドバシAkibaはレストラン街を備えています。

そもそも、今のUDXのあたりは市場だったのであり、市場に来る人を相手に商売していたと思われる食堂などが、今も残っています。

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よく探すと、古くから営業してきたお店が、ぽつり、ぽつりと残っています。昔は、単に気が付かなかったのかなぁ、と。味のあるお店を囲むように、原色で飾った店舗が混在する秋葉原は、まさに異空間です。

せっかくなので、「秋月電子」や「千石通商」などを回ってきましたが、やはりかつての秋葉原の匂いが今ひとつしないですね。要するにキレイすぎるんですよね。「東京ラジオデパート」はやはり「その道」を突き進んでいます。あと、総武線ガード下の「国際ラジオ」も健在でした。逆に、買う人がいるのかな、と心配になるくらいあのままです。

なんだかんだで、やっぱりアキバはいい!今なら食事にも困らないし、今度休日を朝から晩まで使って巡ってみたいものです。

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