4月10日、東京都吉祥寺、「井の頭恩賜公園」の3回目です。今回は、恩賜公園と自然文化園で見つけた山野草です。てっきりそんなイメージはなかったものですから、すごく意外でした。
このシリーズの記事:井の頭恩賜公園の桜を堪能(1) 井の頭恩賜公園の桜を堪能(2)
井の頭自然文化園の正面入口。カラフルです。
井の頭恩賜公園の紹介:すいません、まだ準備できていません。
撮影機材の紹介:キヤノンEOS 40D、シグマ17-50mm F2.8 EX DC OS HSM、パナソニックDMC-TZ10
弁財天で見つけた、ひっそりと咲くアオイスミレ。
井の頭恩賜公園の西の方に、「御殿山」と呼ばれるあたりがあります。その麓(といっても通路脇なのですが)はけっこうな数の山野草が育てられているようでした。もちろん、自然のものではないでしょうが…。
ニリンソウ。真ん中の黄色いのはタンポポです。
こっちはイチリンソウです。葉の感じがニリンソウと違いますね。
この白いスミレは、ツボスミレだと思われます…。
隅っこの方に、ヒトリシズカが「一人ではない」状態で群れていました。
井の頭自然文化園には「野草園」があって、季節の野草を集めて育てているようです。ちょうど今頃は、ここで紹介するものが見つけられました。
トキワイカリソウ。イカリソウの仲間ですが、こっちは真っ白です。その名のとおり、年中葉を付けているのでしょうか?
おっと、カタクリです。低地のカタクリは、このように葉がスッキリとしているのでしょうか?
この鮮やかな青、山野草ではないような気がします。「ニオイハンゲ」という札のそばにありましたが、まさかねぇ。
追記:この花は、ユリ科のユキゲユリ(チオノドクサ)と判明しました。
野草園からは外れていますが、ツルマサキという低木の花です。
最後はアミガサユリです。ここではバイモ(貝母)と表示されていました。
野草園といっても、ハナニラ、タンポポなどこの季節の野草に覆われているという感じでしたね。よほど注意しないと、あっという間に勢力図が変わってしまいそうです。あ、そうそう、春の七草、秋の七草などもまとめられているので、季節ではしっかりと観察できるでしょうね。
これで、この日のシリーズは終わりです。またゆっくり行ってみたいですね。桜の季節でないときに。
コメント
こんにちは。TVなどで見かける(ドラマとか)イメージの井の頭恩賜公園ですが、意外にも野草園もあるとは、都市公園と侮れませんね。
トキワイカリソウは実家(新潟)付近では多く自生しています。太平洋側ではあまり見られないそうで、田舎が懐かしくなりました。
小鉄さん、コメントありがとうございます。
動物園、野草園といい、実は淡水魚など水の生きものを扱った分園といい、けっこう侮れないです。
横浜からはちょっと遠いので気軽には行けないのですが、また行ってみたいと思える場所でした。
トキワイカリソウ…、あの青い花の正体は、さしもの小鉄さんでも正体不明でしょうか…。[E:sweat02]
あ、あの青い花の正体...見なかったことにしたんですけど、やっぱり調べてしまいました。
たぶん、ユキゲユリ(雪解百合・ユリ科別名チオノドクサ)ではないかと。トルコ辺りが原産のようです。
小鉄さん、コメントありがとうございます。
ユキゲユリ、なるほど、この名前で調べてみたら、青とかピンクとか白とかいろいろあるんですね。東地中海、なるほどトルコですね。
チオノドクサ、という名前も気になります。