去る8日は暑うございました。この日はゴールデンウィーク最終日ということで、しっかり家の中のことをやろうと朝から働いていたのですが、それもだいたい片付いて昼食も済ませたところで、ガマンできなくなって出かけてしまいました。
午後からの数時間ということで、近場、連休中には何とかと思っていた新治市民の森です。だいたい3時間コースです。
今回、短い時間だったのですが、4(人)組の方に会いまして、いろいろありました。
新治市民の森の紹介:新治市民の森 – ザ・公園 – なおさん亭::新館
撮影機材の紹介:キャノンEOS 40D、キヤノンEF100mm F2.8L MACRO IS USM、パナソニックDMC-TZ10
まずは観察路から。今なら目当てはきんさん、ぎんさんじゃない、キンラン、ギンランです。しっかり目立ちますよね。同好の士が何人か現れて、写真を撮ったり、見入ったりと皆さんそれぞれに楽しんでおりました。
他にはイチリンソウ、ハンショウヅル、フタリシズカ、ナツトウダイ、ミツバウツギなどが。上を見上げればホウノキの大きな花が。何とか間に合ったね、という感じで咲いておりました。
キンランを見ていましたら、ご婦人がひとり。キンランがありますよと教えてくれましたが、キンラン、ギンランを持って行ってしまう人がいると憤っていました。まさしく同感、そのとおりと言っておりますと、持っていくことが当然、そしてそのことを普通に他人に口にする、と感覚の違いを嘆いておりました。数時間前に見たばかりの株がなくなっていたことには本当に驚いたとか。
ちなみにキンランは、絶滅危惧種II類(VU)で、土中の菌類と共生するため、持って帰っても枯れてしまうだけです。ギンランは絶滅危惧種の指定こそないですが、数はどんどん減っているそうです。大事にしたいですね、と交わしてその場は別れました。
場所を池ぶち広場に移しましょう。ここのお目当ては立派な藤棚です。こっちも何とか間に合ったようですね。クマバチはブンブンいってますけど、お弁当を広げるには最後のシチュエーションです。げんに、親子連れがたくさん。
藤棚を堪能したら、池ぶちを進んで、旭谷戸の方に進んでみます。
コメント
キンラン、ギンランはじめ繊細な美をひけらかす事もなく、ひっそりと咲く花々。そしてふんだんに降りて来る紫の美。どれもすばらしいですね。この中で1つ、大好きな花を挙げよと言われたら悩みます。みんなそれぞれが美しく、魅力的なので・・・。
野の花さん、お久しぶりですね。
確かに、優劣は付けられないですよね。
これこそ、個性でしょう。
それぞれが魅力を発揮する、それは同じだと思います。