去る好天の9月18日、神奈川県横浜市「新治市民の森」の続きです。前回は、観察路の様子を紹介しました。今回は、そこから池ぶちに進み、鎌立谷戸を歩いた様子です。
1回目の記事:【横浜市民の森めぐり】夏の終わりの新治市民の森(1)—観察路で観察
「鎌立の奥」付近の畑(鳥類撮影部隊がたむろするあのへん)。今は、サトイモが植えられていました。
新治市民の森の紹介はこちら:新治市民の森 – 森と公園めぐり – なおさん亭::新館
撮影機材の紹介はこちら:キヤノンEOS 40D – カメラの部屋 – なおさん亭::新館
キヤノンEF 100mm F2.8L MACRO IS USM – カメラの部屋 – なおさん亭::新館
パナソニックDMC-TZ10 – カメラの部屋 – なおさん亭::新館
池ぶち広場の道路側には、ハギなどの植え込みがありますが、ここもけっこういろんな生き物がいます。
オトコエシの花にしがみつくコアオハナムグリ。花粉を食べることにご執心です。
チョウチョその1、ムラサキシジミ。なかなか翅を開いてキレイな表面を見せてくれませんが、せわしなく動き回るのをやっと撮った1枚。
一見、クワの実のようにも見えるガの幼虫。何のガでしょうね?
池ぶち広場から、池ぶちの方に進みます。まだまだ緑濃く、いい感じです。池ぶちといいながら、池は見えませんが…。
山の方を見ながら歩きますと、赤い木の実が。ゴンズイですね。赤いさやに黒い種というのが、個人的にはちょっとイヤです。
ノササゲの実?でしょうか。種が少ないような気もしますし、さっぱり自信がありません。
ツルボの花。なぜかここではこれだけ。もっとあってもよさそうなものと思いましたが…。
チョウチョその2。ありふれてますが、イチモンジセセリ。このあたりでは意外とコチャバネセセリなどが幅を利かせているので、こっちの方を見かける機会の方が少ないかも知れません。
池ぶちのヒガンバナは、まばらです。まだ早いのか、もう終わりかけているのか。全体的に数が減っているような気もしますが、気のせいでしょうか。
池ぶちから鎌立の奥の方に進みます。
畑には、ニラの花。畑も、ずいぶんと様変わりしていました。
バッタその2。茶色い大きなバッタは、ツチイナゴです。成虫で越冬します。涙を流したような眼の下の模様がポイント。
おっと、ここにもマユタテアカネです。けっこう色づいていますね。
畑の脇に、レモンエゴマ?が。畑で栽培したのが逃げ出したか、あるいは自生か。エゴマ油がとれる種類ではあります。
バッタその3、オンブバッタです。メスが茶色、オスが緑色という変わり種。
またもやガの幼虫君。スズメガ?っぽいような気もします。写ってませんが、尾の方にはアンテナのようなものも…。
民家のあるあたりを進みますと、ノブドウが。食べれませんからね。ちなみに近くのヤマブドウは、実がすっかりなくなっていました。
ニラです。こっちは道ばたに生えているやつ。アップで見ると、けっこうきれいな花でがしょ?
ということで、鎌立谷戸を歩いて新治小学校のそばに出ますと、今度は新治里山公園の方に進むことになります。それはまた次回。
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