iOS 5の大きな特徴に、PC/MacとUSBケーブルで接続せずに同期したり、単独でアップデートできるという機能があります。
ケーブルでつないで、というのは結構煩わしいものでしたので、これなしでいけるならウェルカムだとさっそく試してみました。
アップデートですが、試してみますと、最新版でアルトだけ出ます。この時点ではしようがないですね。このような機能があるとだけの紹介に留めておきましょう。
次は、Wi-Fi同期です。この機能を使うためには、一回はUSB接続し、接続したiPhoneでWi-Fi同期する、という設定を加えねばなりません。上から2番目の「Wi-Fi経由でこのiPhoneと同期」にチェックを入れ、「適用」をクリックします。これで、外してOK。
ですがこの機能、思いもよらぬ条件がありまして、Wi-Fi接続が必要だというのはわかるのですが、電源に接続されていないとダメだそうで。電源に接続されていない状態では、ボタンがグレーになり反応しません。
同期中のバッテリー切れを想定してのことと思いますが、これで少なくとも出先で同期、というのはなくなりました(そもそも出先で同期するか?という疑問もありますが)。
では、ACアダプタをつないで、Wi-Fi接続があることを確かめると、ボタンがアクティブになり、同期可能になります。
あ、同期の場合は、同期先のiTunesがアクティブになっていないとダメですからね。
「今すぐ同期」で同期できます。上の通知領域に、同期中である旨が表示されます。
なお、「iTunesの環境設定」で自動的に同期、と指定していれば自動で同期されるような気もしますが、これは試していません。そもそも、Wi-Fiで同期する場合、いつ同期するのか、というのは重要ですが、そのタイミングがわかりません。また、何回でも同期するのかもわかりません。
このあたりは、使っていくうちにいろいろ試してみる、という以外にはなさそうです。
また、電源に接続しなくても同期できたような気もします。ただしこれは、上記のような「手動」の同期のみで、自動の際はそういう条件が付くのかも知れませんが、検証していません。
いろいろなことが「いつの間にか」実行されているようです。iCloudなどはその最たるものです。意識させずに、何となく意図したとおりになっている、という微妙なところを狙っているような気がします。
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