3日の関東地方は大荒れで、東京の大手町では風速毎秒28m(だったか?)を記録したとか。実は私、恥ずかしいことにこんな警報が出ていたなどとつゆにも知らず、普通に仕事に出て会議室にこもっていたのですが…。
朝のNHK(おはよう日本)も食事しながら毎朝見ているのに、キャスターの言う「大荒れになります」しか記憶にありません。だから、少し強い雨が降って風が吹くのかな、程度に思っていましたがまさかこれほどとは…。
言い訳をすれば、最近気になる案件が常に頭にある頭に複数あって、気もそぞろということもあるのですが、さすがに情けない。orz
実際としては、遅いながらも退社勧告が出て、皆さん帰り始めたのですが、やることがたくさんある私は、目先に片付けておきたい案件を処理して、そして帰ろうとのんきに構えていたのです。
先に帰った同路線を使う同僚からのメールで、問題なく運行されていて、さほど混雑もないという報告を受けて安心していたのもありました。
そして午後6時頃、職場を出ました。で、いつもの乗車駅に着きましたら「東急田園都市線は強風で運休中。半蔵門線は渋谷折り返し。」とのこと。なんてこったい!他のルートも似たようなもんだと思っていましたので、諦めて職場に戻り、仕事をしながら運行の再開を待つことにしました。
最悪、架線が切れたりしてこのまま終日運休になる可能性もあったのですが、それなら職場に泊まればいいや!やることもたくさんあるしね!とまたまた安易に構えていたのです。
最終的には、8時前には運行再開、9時には混雑も落ち着いてきたということで、改めて駅に出向き、無事に帰宅できました。
さて、以前に2回ほど、こんなことがありました。昨年3月11日の東日本大震災の晩、そして昨年9月の大型台風が東京を直撃した晩です。地震の晩はもうどうしようもなかったのですが、台風のときには何か考える余地がありました。
そして、今回の暴風雨です。自分自身に危機感がなかったとはいえ、こういったときにはどういう選択肢が妥当か、改めて考えてみました。
このことはいろんなブログやソーシャルメディアで語られていますが、警告されているのだから仕事に出掛けるのはバカ!社員を出社させるのもダメ会社!といったキツイ論調から、自己判断を優先して無理に行動せず暴風雨をやり過ごして鉄道の混雑にも巻き込まれなければよいというソフトな論調なものまでさまざまです。
このへんは職場の規模や職種でも変わりますし、皆が家にこもっていたら社会活動も麻痺する可能性もありますし、何が何でも危険回避!と単純に考えられないのは事実です。
しかし、仕事が自社で完結している職場、職種なら融通は利かせられるかと思います。今どき、ネットや携帯電話で仕事なんていくらでもできます。わずか半日、1日のロスが致命傷になるところはあまり多くはないでしょう。
いずれにしろ、困難な状況を押して何が何でも出勤!早退もしない!というのだけは無意味なこと、という意識がますます共有されていくのかな、と思います。
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