5月27日、初夏の日差しの中、東京都調布市の神代植物公園に訪れました。今日は、その6回目です。もういい加減にしろ!という声が聞こえてきそうな…。
5回目の記事はこちら:
【日記】五月晴れの日曜は神代植物公園でお花を満喫!(5)—いろんな花と虫(ホント)
今度こそ最終回の今日は、大温室で異国情緒満喫です。普段は見ない、形や名前。でもまぁ園芸店では割と普通だったりするのでしょうか。
パキスタキス・ルテア。別名鬱金珊瑚。けっこういろんなところで見かけますよね。
オオヤハネバショウ。別名カラテア。普通はこっちの名前でしょうか?紫キャベツの芯のような花です。失礼。
コンロンカ。コンロンって、あの崑崙でしょうか。アカネ科。
ホコバテイキンザクラ。サクラという名前ですが、ナデシコ科です。
モクセンナ。センナという名前が付いているとおり、マメ科です。木のセンナ?
キダチチョウセンアサガオ。名札が付いていませんでしたが、たぶんこいつでしょう。最近、いろんなところで見かけます。
メディニラ・マグニフィカ。園芸店でよく見かけますよね。いかにも亜熱帯という感じですが。
クレロデンドロム・ウガンデンセ。ブルーエルフィン。こっちの方が呼びやすいですよ。
コエビソウ。こいつもよく見かけますね。小エビと言われれば、色といい形といい、そんな感じ。
カカオ。実と花。最初、実を見て「マンゴーだ!」と叫んで失笑を買いました。花はとても小さくて、あの花がこの実になるとはちょっと信じがたいものがあります。
フレディと名札の付いていた謎の花。夢の中に出てくるあの人とは無関係。
スイレン各種。それぞれ品種がありますが、これがこの花で名前はこう、と言われてもなかなか区別付きませんや。でもまぁ南方のスイレンはハデですねぇ。
イエライシャン。夜来香。すごくいい香りがします。ガガイモ科。
ムシトリスミレ。スミレと付いていますが、スミレの仲間じゃありません。タヌキモ科だそうです。スミレに花が似ているといいますが、カタバミとかそっちの方に似ているんじゃないかなぁ。葉っぱが粘っていて、虫はそこに付きます。付いたら運の尽き。
大温室は、団体さんも多くて、通路も狭く、1箇所でじっくり写真を撮ると迷惑なので、ほとんど早足です。間隙を縫って撮れたものだけなので、実際はこの十数倍の数の花が溢れていたはず。
小笠原特有の絶滅危惧種の展示もやっていて、さすが都立だと思ったのですが、こういったところに問題意識を持つことも必要でしょう。固有の自然を守るには人間が近寄らないのが一番で、観光客を減らすために船の定員を減らすとか、支持しますね。
ということで、6日間にわたって紹介してきました、神代植物公園。まだまだ見どころは一杯あるので、また行ってみたいです。春はサクラとツツジ、夏はバラ、秋はモミジ、冬はツバキ・ウメ、と他にもたくさん。
深大寺門前で蕎麦をたぐって、粋に庭園散策といけますから、近隣の人はぜひ足を運んで下さいな。
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