今日は朝から怪しい雲行き…。と思っていたら案の定、降られました。でも滑り込みセーフでしたけどね。あと1分遅かったら…。暑い日が続いたから、恵みの雨、という感じですね。
先日、検討中の企画の絡みで、ある外資系の企業に赴き、先方の担当者さんといろいろな話をしました。こちらの検討しているのは一種のノウハウ本ですが、その材料を先方に提供して欲しいというオファーです。
いろいろな話が出るのですが、印象的なことは、こういった主旨の一言でした。
日本人は正解を欲しがる。下手に「これが正解だ。」と示すと皆がそれに倣ってしまう。さらに、そのとおりにうまくいかないと怒られる。
正解には、そこに至るまでには試行錯誤があったはずで、誰だって最初から成功したわけじゃない。その試行錯誤を大事にしたい。
虚を突かれるとはこのことです。本というものは、正解を載せればよいと思っていたが、そのために大事なプロセスを吹っ飛ばしているのではないかと。
外から見ればそんな風に感じられるのか、と思いました。
そういえば、オリンピックもメダルの数とか誰が勝ったとか負けたとか、そういうことばかりが話題になりますが、それはあくまでも結果ですよね。そういった結果を見て知って一喜一憂するのもいいのですが、それぞれの選手にはそこまでに至るプロセスがあるわけですよね。
オリンピックに絡めたのは強引と思いましたが、日本人はとにかく正解を欲しがる、というのはとにかく安心確実が欲しいのかしら、と今の反原発運動やオスプレイ騒動を見ても思うのでした。
コメント
>、、、、、、日本人はとにかく正解を欲しがる、というのはとにかく安心確実が欲しいのかしら、と今の反原発運動やオスプレイ騒動を見ても思うのでした。
日本語の文章には、未来・現在・過去の区別はない。
現在の内容は過不足なく考えられても、過去と未来に関してはそれができない。
日本人は、未来の内容に辻褄を合わせて語るのは得意でない。
最悪のシナリオなど考えられない。悪夢は常に想定外になる。
だから、有事の際の危機管理も破たんする。
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/
nogaさん、コメントありがとうございました。
日本語には時制の区別がない、深いですね。
有用なページの情報もありがとうございました。